全豪オープンテニス準優勝!!小田凱人選手に注目!!!

2023.1.28テニスの4大大会の1つである全豪オープン男子車いすで小田凱人選手が準優勝しました。

4大大会とはプロテニスプレーヤーのトーナメントの最高峰でアメリカで行われる全米オープン、イギリスで行われる全英オープン、フランスで行われる全仏オープン、オーストラリアで行われる全豪オープンのことで、車いすテニスも同じように開催されています。
先日引退した国枝慎吾選手の後継者と注目されている小田凱人選手が全豪オープンテニスで結果を残してくれたのです。
そこで今回は小田凱人選手について皆さんの疑問や知りたいことにこたえていきます。

小田凱人選手の戦績は？
小田凱人選手はどんなプレイをしますか？
小田凱人選手の名勝負を教えてほしい

naober

皆さんこんにちは!!　テニスブロガーのnaoberです。
私はテニス歴が30年ほどになります。
テニス経験０から、1年余りでテニススクール研修生になり、その後はテニスコーチとしていろいろなテニススクールで生徒に教えていました。

テニスをはじめた頃は若干17歳で全英オープン優勝のボリスベッカー選手に憧れ、食い入るようにテレビにかじり付いていました。
そんな中、車いすテニスで圧倒的なプレイを見せる国枝慎吾選手が登場したのです。
当時、車いすテニスを全く見たことがなかった私はこんな世界があるのかと感動し国枝慎吾選手のファンになりました。

さらに昨年、その後継者と言われる若干16歳の小田凱人選手に注目して試合をみています。

こんな私が解説していきます。

この記事を読むと小田凱人選手の魅力が分かります。
小田凱人選手のことが知りたい人、車いすテニスに興味がある人は是非ごらんください。

小田凱人選手の戦績など

小田凱人選手の魅力(元テニスコーチが考える)

naober

小田凱人選手の魅力はいろいろあります。
その中から今回は3つについて紹介します。

コートカバーリング

コートカバーリングとはコート内を縦横無尽に走り回り、取れそうで取れないボールも追いついて相手コートに打ち返すことができる能力のことです。
小田凱人選手はこのコートカバーリング力が非常に優れています。
若干16歳という体力と巧みに車いすを操作することでそれを実現しているのです。
車いすテニスは通常のテニスと違いツーバウンドまで自分のコートでバウンドすることが許されています。
そのため、どんなボールでもあきらめない球際の強さが勝敗を分けるのです。

フォアハンドストローク

小田凱人選手は左利きです。
左利きの選手は右利きの選手と違った独特なボールの回転をするので、それだけで有利と言われています。
車いすテニスは身体を使ったスイングができないのでどうしても手打ちになりやすいですが、小田凱人選手は車いすを上手に動かして、身体を使ってフォアハンドを打っているのです。
そうすることで、破壊力のある相手にとって重たいボールが打てます。
小田凱人選手の快進撃はこのフォアハンドストロークあってのことでしょう。

サーブ

フォアハンドストロークと同様に左利きのサーブはとても有利です。
圧倒的に右利きの選手が多いので誰しも左利きのサーブは苦労します。
小田凱人選手は有利な左利きの利点を生かして、スライスサーブやフラットーサーブ、スピンサーブを打ち分けています。
小田凱人選手はこのサーブを軸にしてサービスゲームを有利に進め勝利に導いているのです。

小田凱人選手の名勝負

今回、初の4大大会ファイナリストになった全豪オープンテニスや昨年、車いすテニス年間王者決定戦のNECマスターズで優勝した試合も名勝負とは言えます。
しかし、私が考える名勝負は昨年引退した車いすテニス界のレジェンド国枝慎吾選手と最後に戦った2022年の楽天ジャパンオープンです。
ファイナルセットにまでもつれこんだこの試合。5-１とリードしましたが、国枝慎吾選手の猛攻にあい、タイブレークの末、2時間27分の激闘で惜敗しました。
試合後の準優勝スピーチがとても感動的です。皆さんも是非みてください。

全豪オープンテニス準優勝!!小田凱人選手とは？ まとめ

naober

2023全豪オープンテニスでは惜しくも決勝で負けてしまいましたが、年間王者決定戦で優勝した後に準優勝という結果を残してくれました。
これから今年はまだ4大大会が全仏、全英、全米と3つ残っています。
国枝慎吾選手のようにグランドスラムでの優勝を期待したいところです。
まだまだ若干16歳、これからの活躍に注目しましょう!!

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