惜敗!!全豪オープン女子ダブルス準優勝、青山・芝原ペアとは?

テニストーナメントtennis

2023.1.29テニスの4大大会の1つである全豪オープンで日本人ペアの青山修子選手と柴原瑛菜選手が準優勝しました。

4大大会とはプロテニスプレーヤーのトーナメントの最高峰でアメリカで行われる全米オープン、イギリスで行われる全英オープン、フランスで行われる全仏オープン、オーストラリアで行われる全豪オープンのことです。
今まで日本人の女子ペアでの優勝はありませんでした。
青山・芝原ペアは惜しくも大偉業は逃しましたが準優勝という好成績をあげてくれました。
そこで今回は青山・芝原ペアについて皆さんの疑問や知りたいことにこたえていきます。

青山・芝原ペアはどんな戦績を残したのですか?
青山・芝原ペアはどんなプレイをしますか?
青山・芝原ペアの名勝負を教えてほしい

naober
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皆さんこんにちは!! テニスブロガーのnaoberです。
私はテニス歴が30年ほどになります。
テニス経験0から、1年余りでテニススクール研修生になり、その後はテニスコーチとしていろいろなテニススクールで生徒に教えていました。

テニスをはじめた頃は若干17歳で全英オープン優勝のボリスベッカー選手に憧れ、食い入るようにテレビにかじり付いていました。
ひと昔前はシングルスの大会しかテレビ放送せず、唯一デビスカップのときだけプロのダブルスがみられたので、夜中まで興奮しながらみていました。

テニススクールはダブルスを中心にレッスンをするので私にとってダブルスはとても身近な存在です。
最近ではダブルスの試合もテレビで放映されるようになったので、トッププロの試合を注目してみています。

こんな私が解説していきます。

この記事を読むと青山・芝原ペアの凄さやダブルステニスの面白さが分かります。
プロの試合やダブルステニスに興味がある人は是非ごらんください。

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青山・芝原ペアの戦績など

テニスプレーヤー

青山修子選手は東京出身のプロテニス選手
テニス女子の最高峰であるWTAツアー、ダブルスで17勝をあげている
9歳からテニスをはじめ、早稲田大学を卒業後2010年プロ転向
2012年8月シティ・オープンでWTAツアー初優勝
4大大会では全豪でベスト4(2022)、全仏でベスト8(2020)、全英でベスト4(2013,2021)、全米で3回戦(2017)

柴原瑛菜選手はアメリカ合衆国カリフォルニア州出身のプロテニス選手(両親は日本人)
WTAツアー、ダブルスで8勝をあげている
7歳からテニスをはじめ、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にスポーツ奨学生で入り2018年に休学してプロ転向
青山修子選手にペアを申し込み、ペアがいたため一度は断られたが諦めずに申し込みを続けペアを組むことになる
4大大会では全豪でベスト4(2022)、全仏でベスト8(2020)、全英でベスト4(2021)、全米で3回戦(2021)

2人がペアを組み始めたのは2019年7月、同年10月の天津オープン、翌週のクレムリン・カップと2週連続優勝している
2020年テニス・イン・ザ・ランドでシーズン5勝をあげ、日本人ペアとして19年ぶりにWTAファイナルズ出場
WTAファイナルズとは年間上位者しか参加できない最終戦
ランドロビン(予選)を突破してベスト4に入る
4大大会では2020年全豪オープンに第二シードで出場してベスト4

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青山・芝原ペアの魅力を元テニスコーチが解説

テニスプレーヤー

青山修子選手は身長154cmとテニス選手としては大きくありませんがフットワーク力とショットの精度が良いのが特徴です。
フットワークの良さはダブルステニスでとても活かされていて、特に前衛での動きがとてもよく、ポーチボレー(大きく場所を移動してボレーすること)が際立っています。
ストロークについてはプロの選手としては珍しいフォアバックともにダブルハンドで、海外の力の強い選手のボールにも打ち負けることなく打ち合っているのです。

柴原瑛菜選手の身長は175cmと海外選手に劣らない体格でサーブとストローク力が良いのが特徴です。
サーブはファーストサーブがフラットサーブ、セカンドサーブがスピンやスライスを織り交ぜて打っていて、サービスエースもとれるサーブ力があります。
流れを変えるノータッチエースが取れるのです。
ストロークについてはシングルハンドのフォアハンドとダブルハンドのバックハンドで、外国人並みに豪快なショットが打てるのです。

青山修子選手の小気味のよい器用なプレイと、柴原瑛菜選手の日本人離れしたサーブ力が上手くかみ合ってトップレベルで戦うことができるのです。

青山・芝原ペアの名勝負

皆さん想像の通り、はじめて4大大会のファイナリストになった今回の2023全豪オープン女子ダブルス決勝です。
対戦相手のバーボラ・クレイチコバ(チェコ)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)ペアは4大大会23連勝中、第一シードの強豪ペアでした。
第一セット6-4、第二セット6-3と惜しくも負けてしまいましたが青山修子選手のポーチボレーと柴原瑛菜選手のサーブが上手くマッチしてポイントを重ねていました。
全豪オープンテニスはハードコートなので同じサーフェイスで行われる全米オープンでリベンジしてほしいです。


2人が勝利した、準決勝もどうぞ↓↓

青山・柴山ペア vs. メリチャー/シュアーズ2021 WTAダブルスもとても良い試合だったので合わせてご覧ください。

惜敗!!全豪オープン女子ダブルス準優勝、青山・芝原ペアとは? まとめ

青山・芝原ペアの戦績
2019年7月ペアになり、同年10月の天津オープン、翌週のクレムリン・カップで2週連続優勝
2020年全豪オープンに第二シードで出場してベスト4
青山・芝原ペアの魅力
青山修子選手の小気味のよい器用なプレイと、柴原瑛菜選手の日本人離れしたサーブ力が上手くかみ合っている
青山・芝原ペアの名勝負
2023全豪オープン女子ダブルス決勝 4大大会23連勝中の強豪ペアに惜敗!!

naober
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日本人のペアが4大大会で準優勝したことは悔しい思いもありますがとても誇らしいことです。
我々テニスファンにとって、うれしいニュースです。
ひと昔前までは日本人が4大大会海外でファイナリストになることは想像できませんでした。
それを実現してくれたのは、ジュニア選手にとっても大きな励みとなることでしょう。

2人のプレイは日ごろからダブルステニスを中心に楽しむ人にとってとても良い見本なので、これからも青山・芝原ペア応援して、自分のプレイに活かしていきましょう。

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