ゴルフが上手になるにはスイング作りが重要です。
一般的によいスイングができないとスコアアップするのは難しいのが現状です。
しかし、100切り程度のレベルであれば安定しないスイングをゴルフクラブで十分におぎなうことができます。
そこで今回はスコアメイクができる簡単なゴルフクラブを紹介していきます。
100切りゴルファーが考えるゴルフクラブの疑問や知りたいこと予想してみました。
簡単に打つことができるゴルフクラブが知りたい
簡単なゴルフクラブの練習方法を教えてほしい
ラウンド中の簡単ゴルフクラブの活用法が知りたい
こんにちは!!ゴルフブロガーのnaoberです。
私は高校時代から父親の影響でゴルフを始めました。
高校時代はゴルフ練習場だけでしたが大学に入ってからゴルフ場でのラウンドを始めました。
はじめのころはダブったり、トップをしたりしてスコアがまとまりませんでしたが、ミスをしにくいゴルフクラブに変えたら短期間で100をきることができました。
30年以上ラウンドを続ける中で、ゴルフクラブの良し悪しが分かるようなり、ゴルフを始めた友人にゴルフクラブ購入のアドバイスをしています。
こんな私が解説をしていきます。
この記事を読むとゴルフクラブによるスコアメイクの方法がわかります。
ラウンドでどうしても100が切れない人、ゴルフクラブの購入を考えている人は是非参考にしてください。
簡単なゴルフクラブ選びのポイント
ゴルフクラブにはたくさんの種類があります。
大きく分けるとジュニア用、レディース用、メンズ用の3種類に分けられます。
今回はメンズを例にして説明をしていきます。
ロフト角は大きいものが〇
ロフト角とはフェイス面の角度のこと
ドライバーでもアイアンでも番手によってロフト角が決まっているのではなく、自分の好みやレベルによってロフト角の違うものをチョイスするのが一般的
例えばドライバーを例にとるとプロゴルファーのように力がある人はロフト角の少ない10度以下のクラブを選択するが、力のない年齢が高い人はロフト角10度以上のものを選ぶ
力がない人がボールを打って遠くに飛ばすためにはロフト角が上を向いていて、高くボールが上がるほうが、距離が稼げる
力がある人がロフト角の多いクラブを使うとボールに回転がかかりすぎて遠くに飛ばない
ドライバーに限らず、初級者はロフト角が大きいものを選ぶのがおすすめ
初級者はまっすぐ飛ぶ可能性が中級者以上の人に比べると低いのでロフト角が大きいほうが曲がり幅を抑えることができる
特にドライバーなど遠くに飛ばすクラブはロフト角の大きいも選ぶ
一般男子が利用するドライバーは10度前後が一般的だが、初級者の人は12から13度のドライバーにする
ロフト角の大きいドライバーは必ず、中古クラブを購入する
上手くなってくるとロフト角が大きいクラブでは物足りなくなる
はじめは中古クラブから試して、レベルが上がったら新しいものを購入すればよい
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ライ角は自分の構えに合うものを
ライ角とはゴルフクラブのソールを地面に置いたときにできるシャフトの角度のこと
自分が構えたときに地面に対してソールが水平になっていると(ライ角が自分に合っていると)、まっすぐ飛びやすくなる
自分が構えたときに地面に対してソールが水平になっていないと(ライ角が自分に合っていないと)まっすぐ飛びにくくなる
ゴルフクラブによってライ角は違うので、自分に合ったライ角に調整するとよりまっすぐ飛ばしやすくなる
シングルプレーヤーやプロゴルファーは自分の打ち方が固まっているので、ライ角を調整することで、よりクラブを扱いやすくなる
初級者は自分の打ち方が固まっていないので、日によって打ち方が微妙に違う
「前回のラウンドはまっすぐ飛んだのに、今日は全部引っかかる。なんでだろう?」
こんな体験はだれでもある
初級者はライ角を調整しても打ち方にばらつきがあるので、扱いやすくなるとは限らない
初級者は中古で自分に合っているであろうライ角のゴルフクラブを探して購入する
100をコンスタントに切れたり、ショットの方向性がある程度定まってきたりしたら、ライ角の調整を考える
ソール幅はできるだけ厚いものを
ゴルフクラブは上手くなってくると上から打ち込むように打つ
上から打ち込むことをダウンブローという
ダウンブローに打てるようになるとソールが厚すぎるとボールにしっかりクラブが当たる前に地面ではねてしまい、うまくボールをとらえることができない
初級者はダウンブローに打つことは無理なのでボールを払うように打っています。
ボールを払うように打つために適したゴルフクラブはソールの厚いもの
ソールが厚いと多少だふってしまっても地面がソールをはねてくれて、しっかりミートしたときと同じようなボールを打つことができる
初級者はソールの厚いゴルフクラブ(アイアン)を選ぶようにする
初級者の目標である100切りには、かなりの手助けになる
レベルが上がればソールが厚すぎるのが邪魔になってくる
ソールの厚いアイアンも中古を狙って購入するのが良い
クラブの長さはできるだけ短いものを
ゴルフクラブは長ければ長いほど遠心力がついて遠くに飛んでいく
ドライバーを例にとると45インチ程度が一般的だが、ボールを遠くに飛ばすことを競う「ドラコン」では、48インチ以上のドライバーを使う
しかし、ゴルフクラブが長くなると扱いにくくなり難しくなる
例えば、ボールを投げるのと、同じような動作で打つテニスのサーブはどちらがむずかしいでしょうか?
技術的な問題もあるが、単純に考えて手元に近いほうが簡単
ゴルフラブはテニスラケットよりもさらに長くなるので扱いが難しい
初級者はできるだけ短いクラブを選ぶのがおすすめ
長いクラブを短く持って打つのも良いが、クラブのバランスを考えると短めのクラブを購入するのが良い
特にドライバーは短いものを
初級者が100切りを目指すためにはドライバーは飛距離よりも方向性が重要
クラブの重さは重すぎないものを
ゴルフクラブの重さは一番長いドライバーが軽く、短いウエッジが重くなってる
長いクラブが重いと思うように振ることができない
短いクラブが軽いと振りすぎでしまったり、手打ちになったりする
ゴルフクラブは番手によって振りやすい適正な重量になっている
初級者は少し重みを感じるクラブがおすすめ
重みを感じられないと手先で振り回してしまい、自分のスイングができなかったり、手打ちになったりする
少し重みを感じられると手先だけでは扱えないので身体が使えるようになる
重みを感じながら身体を使ってスイングできるのが理想のスイング
簡単なゴルフクラブの練習方法
簡単なゴルフクラブ=ソールの厚いゴルフクラブとして効果的な練習方法を紹介します。
ティーアップでクリーンヒット
ソールの厚いクラブは上から打ち込むように打つのではなく、低い位置から払うように打つ必要がある
払うように打つ練習で効果的なのは低いティーにボールを置いて打つ練習をする
低いティーにボールをセットしたらクラブを構える
ボールに対してまっすぐマットを引きずるようにテイクバックする
はじめはロングパットの延長で振り幅を小さくしてアプローチのようにボールを打つ
慣れてきたらふり幅を少しずつ大きくして打つ
ソールの厚いアイアンは、低いティーにボールをおいて低く長くをイメージしながら払うように打つ
コンパクトなスイングで腕を曲げない
払うようにボールをとらえるにはコンパクトなスイングにして再現性を高める必要がある
コンパクトなスイングにするためにはトップの位置をあまり高く上げすぎないようにする
あまり高くないトップを作るにはテイクバックするときに利き腕と逆の手をしっかりと伸ばす
テイクバックするときに利き腕と逆の腕が曲がっているとトップの位置が深くなりやすい
オーバースイングの人の多くはトップで利き腕と逆の腕が曲がってる
身体がすごい柔らかい人は腕が伸びていてもトップが深くなりますが、腕を伸ばしながらテイクバックする意識をもつことでコンパクトなトップになる
テイクバックするときに利き腕と逆の腕を伸ばすイメージを大切にしながらトップにもっていくように練習することで再現性を高いコンパクトなスイングを作れる
安定感のある再現性のあるショットを多く打つことがスコアメイクにつながる
ラウンド中の簡単クラブ活用方法
ゴルフ場でのラウンドにはいろいろな戦術があります。
今回は初級者にやってみてほしい、試してほしい方法を2つ紹介します。
その前に簡単ゴルフに必要な、おすすめゴルフクラブを紹介します。
ドライバーはキャロウェイ EPIC MAX FAST ドライバー 12度
日本のクラブはゼクシオ、アメリカのクラブはキャロウェイが打ちやすさの筆頭
私は以前からキャロウェイのドライバーを愛用している
フェイス面に吸い付くような打感で、どこかに飛んでいってしまうような不安感はなく安心して打てるクラブ
わたしの父は長年、ゼクシオのドライバーを愛用していた
わたしも借りて何度もいろいろなゼクシオドライバーを試打したが、キャロウェイ同様に安心感のあるクラブ
今回はキャロウェイ EPIC MAX FAST ドライバーを紹介しますが、まだ、新しいモデルなのでまだ、ちょっと値段が高い
短期間で初級者がスコアアップを目指すにはレディースもあり
もう少しロフト角の小さいほうが良い人は10.5度をチョイスする
もう少し価格が安いほうが良い人は2,3年前の同じような形状、ロフト角12度~10.5度のキャロウェイドライバーを探してみましょう。
フェアウエイウッドは ゼクシオ エックスフェアウエイウッド 中古
フェアウエイウッドは私の父親が愛用しているゼクシオがおすすめ
ゼクシオのフェアウエイウッドはクラブの抜けがよく振りやすいクラブ
私はゴルフ練習場で試打をしたり、ゴルフ場のラウンド中に父親に借りて打ったりしていて、その良さを理解している
フェアウエイウッドはラウンド中に一番重宝するクラブなので、一番こだわるべき
今回紹介したゼクシオだけでなくキャロウェイもお勧めです。
フェアウエイウッドはお助けクラブになるので、中古ショップでいろいろと試打をしながら探してもよいでしょう。
アイアンはリンクス ゴルフ ボンバ シルバー アイアン
リンクスゴルフボンバシルバーアイアンはソールがとても厚く、ダフリにくいクラブ
中級者までの人、非力な人にはおすすめ
ボンバシルバーアイアンではありませんが、わたしも初級者のときにはソールがとても厚いアイアンを愛用していた
ソールの厚いアイアンは、多少ダフってもソールが地面をはじいてナイスショットにしてくれる
100切りのみならず90切りが狙えるクラブ
私が体験済みです。
短期間でスコアアップしたい人におすすめ!!
アプローチウエッジはオノフウエッジ フロッグスリープⅡ
アイアンと同様に初級者はヘッドが大きくソールの幅が広いウエッジがおすすめ
フェイスの逆側のバックフェイスはソールと一体化しているようなタイプのものを選ぶ
バンカーではクラブを開き、ソールとバックフェイスを砂の中で弾ませるように打つ
ソールとバックフェイスに一体感があるとクラブが抜けやすく、ミスを最小限に抑えてくれる
オノフウエッジ フロッグスリープⅡはヘッドが大きくソールとバックフェイスに一体感があるので初級者でも打ちやすい
オノフウエッジ フロッグスリープⅡの写真を見て、同じような形状のものを探すのもよいでしょう。
キャロウェイ オデッセイ DFX パター
パターは他のクラブ以上にまっすぐ打つ精度が求められる
小さいカップに入れるためには少しラインがずれただけでカップインしないため
経験のあるプロゴルファーであってもボールにラインを引いてまっすぐ打つように工夫をしている
オデッセイ DFX パターは3本のラインにボールのラインを合わせてセットすることでよりまっすぐストロークできるような工夫がされている
オデッセイのパターは私も昔から愛用していて、打感がソフトでとても打ちやすいパター
オデッセイ DFX パターは人気があり、新品でも中古でもあまり値段に開きがない
パターは初級者クラブに比べると長年愛用することができるので、新品を購入しても損はない
ラウンド中のスコアメイク戦術2選
最後にラウンド中のスコアメイクについて覚えておいてほしいことを2つ紹介します。
戦術を覚えて実際のラウンドで試してみましょう。
ラウンドではトップ気味にボールを打つ
簡単なゴルフクラブはソールが厚いのでボールを払うように打ちます。
払うように打つためには上から打ち込むのではなくパターのようなイメージで低い位置から打つことが必要です。
プロのようなダウンブローで打ち込むイメージで打つにはボールの前方を見るようにします。
ボールの後方を見るとダフりやすくなり、すくうような打ち方になり距離がでないのです。
ソールの厚いアイアンは地面でソールがはねてダフりを最小限にしてくれるので、あえて後方からボールを見るようにするとよいでしょう。
初級者がボールの前方を見ようとすると身体や頭が突っ込んでまともにボールをとらえるのが難しくなります。
イメージ的にはテニスや卓球のようにボールの後方をみて、そこにフェイスをあてるようにしましょう。
ゴルフ場は傾斜などがあり、ジャストミートを心がけるのは難しくなります。
ティーショット以外は少しトップ気味に打つようにしましょう。
スコアメイクのためにはダフりよりトップのほうが痛手が少ないのです。
また、トップ気味に打つイメージのほうが低く長く払うようにボールを打ちやすくなります。
トップ気味に打とうとしても上下に多少のずれがでます。
ときどきジャストミートすればラッキーぐらいの気持ちでラウンドしましょう。
困ったときは7番、5番ウッド
ソール幅の広いアイアンを使っていても、ラウンド後半になると疲れてきたり集中力がなくなってきたりしてクラブにボールが当たらなくなることがあります。
自分では今までと同じように打っているつもりでもボールに当たらないのです。
クラブにボールが当たらず、どうしようもないときは5番ウッドと7番ウッドを使ってコンパクトに打ちましょう。
5番ウッドや7番ウッドはソール幅の厚いアイアン以上にソール幅が広いのでソールを地面ではじいてボールを飛ばしてくれます。
アイアンで普通に打てなくなった場合は5番ウッドや7番ウッドでコンパクトに打つようにしてみましょう。
それでもだめだというときには5番ウッドや7番ウッドでロングパットのように打ってみましょう。
ロングパットのように打っても個人差はありますが5番ウッドであれば150ヤード前後、7番ウッドであれば120ヤード前後飛んでいきます。
どうしようもないときはふり幅を最小限にして距離に見合ったクラブを選択してスコアが大幅に悪くなるリスクを軽減しましょう。
ゴルフクラブでスコアメイク!! 簡単なゴルフクラブを選ぶ5つのポイント まとめ
<簡単なゴルフクラブ選びのポイント>
ロフト角は大きいものが〇
ライ角は自分の構えに合うものを
ソール幅はできるだけ厚いものを
クラブの長さはできるだけ短いものを
クラブの重さは重すぎないものを
<簡単なゴルフクラブの練習方法>
ティーアップをしてクリーンに打つ
コンパクトなスイングはトップで利き腕と逆の腕を伸ばす
<ラウンド中の簡単クラブの活用方法>
ティーショット以外はボールの後方を見てトップ気味に打つ
困ったときは7番、5番ウッドでコンパクトスイング
簡単なクラブを利用することで初級者であっても10~20のスコアアップが期待できます。
人によっては邪道という人もいるかもしれません。
しかし、ゴルフというスポーツは上がってなんぼ、スコアをできるだけよくするのが最大の目標なのです。
グリーン周りでミスをしにくいチッパーなどの道具もありますが、スコアが良くなれば王道も邪道もありません。
簡単なクラブでスコアアップをして中級者、上級者の仲間入りをしましょう。
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