何とかラウンドでスコアアップしたいと思っていても上手くいかない人もいると思います。
80台や70台を目指している場合は、多くのクラブの中から最適なクラブをチョイスして打ち分ける必要があります。
しかし、100切りを目指す程度であれば必要ありません。
100切りを目指すゴルファーにとって、すべてのクラブを使いこなすのは至難の業です。
100切りが上手くいかない場合は、思い切った方法として使用クラブを少なくする方法があります。
そこで今回はクラブの本数を減らしたスコアメイクに興味があるあなたの疑問や知りたいことにこたえていきます。
ラウンドで最低限必要なゴルフクラブの番手を教えてほしい
ゴルフクラブの番手の特徴をいかした簡単なスコアメイクの方法が知りたい
こんにちは!!ゴルフブロガーのnaoberです。
私は高校時代から父親の影響でゴルフを始めました。
高校時代からゴルフ練習場に通いつめ、大学に入ってからコースデビューしました。
プロのトーナメントをよく見ていたので、プロのように打ちたい、プロのように飛ばしたいという気持ちが強く、ミスをしやすいリスクの高いショットを選択してラウンドしていました。
100切りはプロのまねをしていても達成しましたが、その先が続かす、90切りは苦労しました。
スコアが良くなってくると一つのミスが大きくスコアを崩す原因になることに気づき、できるだけ簡単で安全なショットを選ぶようにしています。
簡単で安全なショットを選ぶようにしたことで最近はコンスタントに80台がでるようになってきています。
こんな私が解説をしていきます。
この記事を読むとスコアメイクに必要なクラブがわかります。
手早くスコアメイクがしたい人、100切りの扉をこじ開けたい人は是非参考にしてください。
100切りゴルファーがゴルフクラブの本数を減らした方が良い理由
プロはたくさんのクラブを使っているのになぜ、クラブの本数を減らす必要があるのでしょうか?
ここではその理由をお伝えします。
フルショットで打つことの重要性
ゴルフクラブの本数は14本までと決められている
なぜ、14本必要かというと、番手によって飛ぶ距離が違い、状況に応じていろいろなクラブ選択が必要だから
ゴルフのスコアメイクには同じようなショットを打ち続けることが必要
いかにショットの再現性を高めるかが重要
再現性の高い同じようなショットを打ち続けるためには、すべてのクラブを同じように振る必要がある
振るスピードをかえたり、トップの位置をかえたりするとミスヒットしやすくなる
ゴルフクラブで再現性の高い同じようなショットを打ち続けるためには手加減をしないフルショットで距離を打ち分けることが必要
フルショットでいろいろな距離を打ち分けるために多くのゴルフクラブが必要
しかし、これはプロゴルファーやシングルプレーヤーなど、うまい人の話
100切りゴルファーはクラブの本数を減らした方がスコアがまとまる
日ごろからたくさん練習している人はスイングが固まっているので、本数が多いほうが再現性を高めてラウンドすることができる
100切りを目指す人は14本もあるとショットの再現性が低くなる
ゴルフクラブによって長さや形状が違う
長さや形状が違うすべてのクラブで同じようにスイングして再現性を高めるのはとても難しい
皆さんはゴルフ練習場ですべてのクラブを練習しますか?
ゴルフ場のラウンドですべてのゴルフクラブを使ったことがありますか
どちらもNOだと思います。
日ごろから自分の練習しているゴルフクラブや、ラウンドでよく使うゴルフクラブを多用した方がショットの再現性が高まり、スコアメイクにつながる
ゴルフクラブの本数を減らす方法
不得意なクラブは使わない
ゴルフ練習場で打ってもうまくいかない
ラウンドでもうまくいかない
そんなゴルフクラブはラウンドでは使わないようにする
不安感のあるゴルフクラブで打つのはうまくいかない可能性が高い
ましてや、ゴルフコースはアンジュレーションがあり、平らなところ、うちやすいところからショットができるとは限らないのでより、うまくいかない可能性が高い
ゴルフ練習場でうまく打てない、以前のラウンドで苦手に感じたゴルフクラブはゴルフ場にはもっていかない
練習しないクラブは使わない
ゴルフ練習場で練習するクラブは、人によって大体決まっている
100切りを目指す人は、すべてのゴルフクラブは練習しない
練習していないゴルフクラブをラウンドでに使用してうまく打てない
ショートアイアンならまだしも、長いクラブになるとかなり難しい
ラウンドではパーオンすることを基準にクラブ選択をすると距離が届くゴルフクラブを選択したくなる
そのため、普段あまり練習しないゴルフクラブでも使ってしまいミスが起こる
100切りを目指す人は普段、ゴルフ練習場で練習しないゴルフクラブはゴルフ場にもっていかない
ゴルフクラブを減らすメリット・デメリット
ゴルフクラブを減らすのにはメリット・デメリットがあります。
メリット・デメリットを理解して自分がどの程度クラブを減らすべきか考えるようにしましょう。
デメリット
フルショットで距離が合わないことがある
70台などのビックスコアは出にくい
リスクを考えてしまいチャレンジしたショットが打てない
メリット① ショットの再現性が向上する
プロゴルファーやシングルプレーヤーはゴルフクラブが14本あっても同じようなショットが打てる可能性(再現性)が高い
しかし、100切りを目指す人にとって14本を使いこなすのは至難の業
単純に、得意で、普段練習しているゴルフクラブを使うことでショットの再現性が高くなる
本数を少なくすると、同じクラブを使う頻度が高くなりる
ラウンド中に同じクラブを何度も使えば、おのずと再現性が高くなる
ショットの再現性が高くなるとミスが減り、スコアもよくなる
メリット② 無理をしないでリスク軽減
プロのトーナメントを観ていると、いかなる状況であってもグリーン方向があいていたらグリーンを狙う
スーパーショットを放って、ミスを帳消しにする
アマチュアでもプロと同じようにパーオンして当たり前と考えがち
レベルがあがればパーオンを狙うのは当たり前だが100切りを目指す人は違
ドライバーがうまくいって、ショートアイアンでパーオンを狙うのはよいが、大きいゴルフクラブでグリーンを狙うのはリスクがある
無理をしてグリーンを狙うと大きくスコアを崩す原因になる
大きいクラブは大きく曲がってOBや池ポチャになる可能性もある
あたりが薄いとオーバーしてグリーンの奥に行ってしまうかもしれない
ゴルフコースは手前から打つ方が簡単に設定されている
グリーンの奥にこぼれてしまうと大きくスコアをロスする原因にもなる
ゴルフのスコアメイクの基本は手前から
無理をしないで手前から攻めることがスコアメイクにつながる
ゴルフクラブの本数が少ないと無理して狙うという状況も少なくなる
ゴルフクラブの本数を少なくして手前から攻めてリスクを軽減する
100切りを目指す人のスコアメイクに必要なゴルフクラブ
100切りを目指す人に、必ずゴルフバックに入れてほしいゴルフクラブがあります。
今回は必ずラウンドで使いたい6本のクラブを紹介します。
みんな大好きドライバー
ドライバーはティーショットで使うクラブ
うまい人になると「ジカドラ」を言ってティーに置かない状況のときに使うこともある
しかし、「ジカドラ」は失敗するリスクが高いので100切りを目指す人にはおすすめできない
ドライバーはティーの上においてティーショットだけに使う
100切りを目指す人へのアドバイスとしてOBのリスクの高いドライバーは使わないように推奨している人がいるが私はあえてドライバーを使うべきだと考える
ゴルフの醍醐味はやはりドライバーで飛ばすこと
アイアンやフェアウエイウッドの買い替え頻度より、ドライバーの方が圧倒的に多い
ドライバーで気持ちよく飛ばしたい、よりよいクラブを買い求めたい、そう思うのが普通
シャフトにこだわるのもドライバーだけの人が多い
あのプロの使っているシャフトは飛ぶらしい、あのメーカーのシャフトはよさそうだ
そんな会話をしたことがあるのでは
実際、中古ゴルフ店に並んでいるクラブの中でリシャフトしているのはほぼドライバー
ドライバーにこだわる人はたくさんいる
そんなドライバーをいくらスコアメイクできるからといって使わないのはつまらない
ドライバーを使う理由はたのしいからだけでなく他にもある
ティーショットはできれば200ヤード前後は飛ばしたい
5番ウッドや3番ウッドで打つ選択肢もあるが、逆にそれが難しい場合がある
100切りを目指す人にとってヘッドが小さいのは不安感が高く、ドライバーよりも当たらない
5番ウッドや3番ウッドで当たらないと距離を稼ぐことができずにスコアメイクしにくくなる
ドライバーはOBしない程度の曲がりであれば、ある程度遠くに飛んでくれるのでスコアメイクにつながる
第1打のドライバーである程度の距離を飛ばすことがスコアメイクにとても重要
グリップは短く持ち、目標となるスパットにめがけてコンパクトにスイングしてスコアメイク
7番ウッドはお助けクラブ
ティーショット以外はボールが地面についている状態でショットをうつ
ボールが地面についている状態はゴルフ練習場のマットの上と同じ感覚のように思えるがそうではない
ゴルフ練習場のマットは多少ダフってもマットの下が固いコンクリートになっているのでクラブをはじいてミスヒットしてないかのようにボールを飛ばすことができる
しかし、ゴルフ場は柔らかい土の上に芝生が乗っているので、ダフると地面はクラブをはじいてくれず、そのまま地面に突き刺さり全くボールが飛ばない
そんなダフリを解消してくれるクラブが7番ウッド
フェアウエイウッドはアイアンに比べ、クラブのソール(地面にせっするところ)の面積が広い
アイアンはソールの面積が小さいので地面にそのまま突き刺さりやすいがフェアウエイウッドは多少のダフリであればソールが地面をはじいてナイスショットに変えてくれる
フェアウエイウッドには大きく分けて3番、5番、7番、9番がある
3番ウッドはフェアウエイウッドの中で一番難しいクラブなので必要なし
5番ウッドは7番ウッドと同じようにお助けクラブになりえるクラブ
実際に私もお助けクラブとしてゴルフ場で多用している
しかし、100切りを目指すレベルの人にはちょっと難しい
ある程度距離が出るクラブなので曲がってOBになる可能性もある
そこでおすすめなのが7番ウッド
7番ウッドは人によって違いはあるが、170ヤード~180ヤード飛ばすことのできる5番アイアンと同じくらい飛ぶクラブ
グリップの持つ位置を変えることで150ヤード前後から180ヤードくらいまで幅広く使うことができるので重宝されるお助けクラブ
9番ウッドも同様に取り扱いやすいですが、7番ウッドよりも距離が出ないので多少、使い勝手が悪くなる
フェアウエイウッドを2本入れたい人は7番、9番ウッド、シンプルに1本にしたい人は7番ウッド
ゴルフの基本、7番アイアン
一般的に初心者がはじめに練習するクラブとして7番アイアンが推奨されている
理由はある程度ボールが飛んで方向性を出しやすいクラブだから
ショートアイアンは短い分、ひっかけやすい
長くなってくると右に飛びやすくなる
7番アイアンは難易度も程よいので初心者の練習にすすめられている
一番練習しているクラブをゴルフ場で使わない選択肢はない
7番アイアンは長い距離をカバーしてくれて、アプローチにも使えて重宝するクラブ
ラウンドには7番アイアンを必ず持っていき、グリーンを狙ってショットを打ったり、グリーン周りからアプローチをしたりと、いろいろな使い方をしてスコアメイクする
9番アイアンは使用頻度MAX
ミドルホールをイメージすると第2打は9番前後のクラブを使うことが多い
ゴルフクラブを14本すべて持ってラウンドに臨んだとしても9番アイアンの使用頻度はかなり高い
レギュラーティーから打つ場合はPar4であれば、300ヤード前後、Par3であれば150ヤード前後に設定されているゴルフ場が多いので、一般的な男性を例にとると2打目が9番アイアンなどのショートアイアンになる可能性が高い
ショートアイアンはフェイス面が上に向いているので、開いて入って距離が飛ばなかったり、ひっかけてしまったりというミスが出やすい
アプローチウエッジやピッチングウエッジなどのショートアイアンに比べフェイス面が立っている9番アイアンはショートアイアンで起こりやすいミスが少ない
グリーン周りではアプローチにも使用できる
グリーン周りではリスク少なく安全に寄せるためにできるだけパターを利用するが、その次の選択肢として7番アイアンや9番アイアンを考える
9番アイアンをパターのように使ってアプローチをすることでリスク少なくピンに寄せることができる
使用頻度が高い9番アイアンを上手に利用してスコアメイクする
バンカー脱出 サンドウエッジ
一般的にバンカーショットはサンドウエッジでフェイスを開いてソール(地面に触れる部分)を砂にあて、直接ボールに触れずに砂を爆発させてボールを外へ出す
グリーン周り以外のバンカーは距離に応じてゴルフクラブを選択するが、グリーン周りのバンカーはそれができない
グリーン周りのバンカーは一番距離が出ないサンドエッジを工夫して使うことが必要
しかし砂を爆発させてボールを外に出すという技術は100切りを目指すレベルの人には難しい
フェイスを開くと自分の打ちたい方向に飛ばなかったり、ボールの下をフェイスがくぐって全く飛ばなかったりするリスクがある
バンカーに入ったら、一番考えるべきことは一発でバンカーから出すこと
リスク少なくバンカーから出す方法はパッティングのようにバンカーショットを打つこと
パッティングのように打つとボールが上に上がらないのであごの高いバンカーの場合は難しいが、少しフェイスを開き、パッティングのようにバンカーショットを打てば、ほとんどのバンカーは脱出できる
距離感を合わせて寄せることを考えるとフェイスを開いて砂を爆発させて打つ必要があるが、一発でバンカーの外に出すためにはパターのように打つのが簡単
無駄な1打を打たないための一番の最善策
グリーン周りのバンカーではパッティングのようにサンドウエッジを使い、スコアメイクする
パターが1番簡単 たくさん使いましょう
グリーン上ではパター以外のクラブを使ってパッティングするのはルール上では問題ないがパターを利用した方がカップインする可能性が高い
パター以外のクラブはフェイス面が上を向いていたり多少内側に向いていたりしてまっすぐではない
108mmのカップに入れるためには繊細な方向性が要求されるので、フェイス面がまっすぐ向いているパターを使うのが正解
パターは難しいとよく言うが、カップインするのが難しいのであって、アプローチなどのショットに使う分には一番簡単
グリーン周りではプロのようにアプローチウエッジを使って、かっこよくピンに寄せたいと思いがちだが、ミスも多くなり難易度は高くなる
一番簡単なのはグリーン周りからもパターを使ってアプローチをすること
グリーンエッジや、フェアウエイにボールがあり、アプローチをする場合は迷わず、パターを選ぶ
バンカー越えのショットやラフが深い場合などパターでは難しい状況もあるが、まずはパターでアプローチすることを考え、それが無理だと思ったら他のクラブを選択する
グリーン周りではできるだけパターを使い、リスクを少なく安全にスコアメイクする
100切りを目指すゴルファー推奨ゴルフクラブセッティングとスコアメイク術
100切りはゴルフをしている人にとって誰もが目指す、目指したことがある目標です。
100という数字は多くのゴルファーにとって上手と下手の分かれ目なのです。
100と99は1打だけですが大きな違いがあります。
「今日は100を超えてしまった。だめだー」「今日は99。まあ90台だから良しとしよう」など、こんな思考の人が多いのです。
スコア100切りは上手と下手の分かれ目ではありますが、そんなに難しいことではありません。
スコアメイクに必要な番手だけを使い、必要な方法をとれば簡単に実現できるのです。
<使用グラブ>
ゴルフクラブはドライバー、7番ウッド、7番アイアン、9番アイアン、サンドウエッジ、パターの6本<スコアメイクの方法>
ドライバーは短く持ってコンパクトにスイング
距離が残ったときは7番ウッド
150ヤード前後は7番アイアン
120ヤード前後は9番アイアン
距離が中途半端なときは短く持って調整
グリーン周りのバンカーはサンドウエッジでパターのように
グリーン周りのアプローチはパターを使う
パターが難しいときは7番アイアン、7番アイアンが難しいときは9番アイア、バンカー以外はサンドウエッジは使わない
グリーン上ではパターを必ず使う
すべてのホールがダブルボギーでラウンドすると108です。
この108という数字を目標にしてラウンドします。
100を切るためにはあと9打伸ばせばよいのです。
ダブルボギーやトリプルボギーでがっかりしてしまうと次のホールで大たたきする可能性が増えます。
ダブルボギーでOK、トリプルボギーでぎりぎりOK、次のホールを頑張ろうという気持ちでラウンドするようにしましょう。
Par3やPar5は比較的スコアをまとめやすくパーやボギーをとれる可能性があり、Par4でもホールによって難易度が違うのでダブルボギー以下で上がれるチャンスがあるのです。
ダブルボギーペースの108をベースにしてめげずに集中してラウンドを続けることが重要です。
OBを打ってしまった場合は打ち直しはしないで、必ずプレイング4を利用しましょう。
プレイング4を使えばボギーで収まるチャンスもあるので、プレイング4があるホールでOBを出した場合は必ず活用しましょう。
上記の方法を実践すれば100切りは難しくないでしょう。
100切りを目指すゴルファー必見!! 使用クラブを少なくしてスコアアップする方法 まとめ
ゴルフクラブを減らすメリット
不得意なクラブや練習しないクラブは使わないことでショットの再現性が向上し無理ができないのでリスクが軽減する
100切りを目指す人はドライバー、7番ウッド、7番アイアン、9番アイアン、サンドウエッジ、パターの6本で十分、ダブルボギーを狙う
本数を減らして再現性のあるボールを打てれば100切りは現実的な数字
100切りを目指す人はゴルフ場のラウンドで利用するクラブを制限することでショットの再現性があがりスコアメイクをしやすくなります。
せっかっくラウンドに来たのだから、すべてのクラブを使いたい、プロのようなクラブ選択をしたい。
こんな思いもあるかもしれませんが、とりあえずその気持ちは捨てて、100を切ることに集中しましょう。
80台、70台の領域に入ってくると必然的にすべてのクラブを使用する必要性が出てきます。
その前段階として使用クラブを制限してコンスタントに100が切れるようにしましょう。
コメント