特別支援学校に興味がある人必見!! 働き方4選

学校の先生column

特別支援学校は、一般の学校とは異なり、生徒たちがそれぞれに抱える様々な特別なニーズに対応するため、教員や他の職員には専門性が求められます。

生徒たちの対応が難しい反面、成長や変化を見守ることができるやりがいや、彼らの笑顔や喜びを共有できる魅力があります。

最近はインクルーシブ教育推進の流れから、特別支援教育に注目が集まり、特別支援学校や特殊学級で働くことに興味をもつ人が増えています。

そこで今回は、特別支援学校で働く4つの方法について解説します。

特別支援学校での働き方に興味がある人は、是非参考にしてください。

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  1. 特別支援学校で働くための4つの方法
    1. 講師について
    2. 学校支援員について
    3. 実習助手について
    4. 教員について
      1. 特別支援学校2種免許状
        1. 星美学園短期大学(東京都北区)
      2. 特別支援学校1種免許状
        1. 文教大学(埼玉県・越谷市)
        2. 淑徳大学(千葉県・千葉市)
        3. 明星大学(東京都日野市)
        4. 帝京平成大学(東京都中野区)
        5. 聖徳大学(千葉県松戸市)
        6. 国士舘大学(東京都世田谷区)
        7. 白梅学園大学(東京都小平市)
        8. 十文字学園女子大学(埼玉県新座市)
        9. 鎌倉女子大学(神奈川県鎌倉市)
        10. 田園調布学園大学(神奈川県川崎市)
      3. 特別支援学校専修免許状
  2. 1種免許所持と2種免許所持で教員になることの違い
  3. 大学で基礎免許(普通免許)のみを取得して特別支援学校の教員になる方法
    1. 教員採用試験で特別支援教育併願をする(※令和5年度 千葉県の場合)
    2. 講師として3年間実務経験を積んでから教員採用試験を受ける
    3. 特別支援学校の免許状が取得できない大学で基礎免許を取りながら、通信制大学で特別支援学校免許を取得する
  4. 東京近郊で受けるべき教員採用試験は?
  5. 特別支援学校の教員になるまでの道のりとその後
    1. 高校時代に教員志願
    2. 大学時代は気持ちに揺らぎが・・・
    3. 教員採用試験の結果は・・・
    4. 目先を変えて千葉県の教員採用試験にチャレンジ
    5. 教員生活スタートからその後
  6. 特別支援学校に興味がある人必見!! 知っておきたい4つの働き方 まとめ

特別支援学校で働くための4つの方法

特別支援学校での働き方は大きく分けて4パターンあります。

① 教員・・何らかの教員免許を所持して教員採用試験に受かっている人
② 実習助手・・県の試験に合格し、作業学習の準備や実習中に生徒を支援する人
※①②は県に正式採用されているいわば正社員の人 定年まで働くことができる

③ 講師(教員のサブ的な役割)・・教員免許を所持して教員採用試験に合格してない人
④ 学校支援員・・教員免許を所持して6時間程度働いている人
※③④は年度ごとに採用されている会計年度任用職員いわば1年間の契約社員

この4つの働き方について詳しく説明していきます。

講師について

特別支援学校で働く講師は大きく分けて2つのパターンの人がいます。

①教員採用試験に受かるまで、待機する形で県に登録して講師をしている人
②教員採用試験を受けずに、県に登録して講師とて働き続けている人


講師の働き方として多いのが①の採用試験が受かるまで講師として働くパターンです。

採用試験に落ちた時点で県に登録して講師になります。
千葉県では例年、講師の数が足りていないので申し込めば講師になれる可能性が高いのが現状。
そのため、登録してからは1年毎の契約にはなりますが、大きな問題がなければ次年度の仕事を打診され、教員採用試験が受かるまで働き続けることができます。
学校内では受験対策の一環として模擬面接をしてくれるなど、合格するためのバックアップをしてくれます。

人によっては②のように教員採用試験は受けずに講師を続けている人もいます。

教員採用試験に合格して教員になるとステップアップが望まれ、仕事量も増えます。
講師が足りず、毎年講師ができる状況下であることや、ある程度教員に近い給料を保証されていることなどから、仕事が大変にならない講師を続けている人もいるのです。

力量にもよりますが、担任や行事の中心となって計画する人などは教員が行い、講師は副担任や行事をサポートする人に回ることが多いのです。

千葉県の場合、講師は特別支援学校枠で登録できるので、他の学校種(小学校・中学校等)に回されることなく、特別支援学校の講師として働くことができる

千葉県の講師登録はこちらから

学校支援員について

特別支援学校では教員のサポート役としてすべての学校ではありませんが学校支援員を配置しています。

教員免許は持っているけど、子どもが小さくて働く時間が制限されている人や、体力的にフルタイムが難しいと考えている人などが学校支援員という働き方を選んでいるのです。

現状では学校支援員も講師同様に絶対数が足りていないので、1年間の契約ではありますが、登録してからは、年度をまたいで継続して働き続けることができるケースが多いようです。

実習助手について

特別支援学校では教科学習(国・数・理・社・英など)以外に作業学習を実施しています。
作業学習には木材でラックやいすなどを作る木工作業、ミシンで縫物をする縫製作業、粘土を成形して陶器を作る窯業、畑で作物を作る農業などがあります。

特別支援学校の学習は作業学習が中心のため生徒の活動時間以外に準備する時間が多く必要になります。
作業の準備や、生徒への作業学習時の支援、作業の後片付けなどが実習助手の役割です。

以前は教室に入り、副担任的な役割で生徒に接することもありましたが、現在は作業に関することのみを行うように差別化されています。

実習助手として働くためには毎年行われる県の採用選考に合格する必要があります。
実習助手の出願資格は高等学校を卒業した人、または高等学校卒業程度認定試験に合格していること。
そのため特別支援学校の教員になるよりハードルはかなり低くなります。

実習助手は必ずしも高卒の人がやっているわけではない
大学を卒業して教員免許を持っているけど学校の先生は大変
だけど、特別支援学校で働きたい
講師だと立場が保障されない
実習助手だと立場が保障され、教員ほどの負担がなく働き続けることができる
そんな理由で実習助手をやっている人もいる

令和5年度千葉県県立学校職員採用候補者選考実施要項はこちらから

教員について

授業

特別支援学校の教員になるためには、教員免許状を取得することが必須です。

特別支援学校の教員は、幼稚園、小学校、中学校又は高等学校の教諭免許状(基礎免許)と特別支援学校教諭免許状を有していなければならない(法第3条第3項)と決まっています。

2つの免許をとるから2倍大変というわけではなく、基礎免許に必要な科目を履修して+αで特別支援学校免許取得のための科目を履修することで2つの免許が取得できます。

教員免許には2種免許、1種免許、専修免許の3種類があります。
それぞれの免許と取得できる大学について説明します。

特別支援学校2種免許状

2種免許は短大で取得できます。
2種免許が取れる学校はたくさんありますが、特別支援学校に限定すると数が少ないのが現状です。

星美学園短期大学(東京都北区)

東京及び近郊で2種免許が取得できるのは星美学園短期大学のみ

幼児保育学科では幼稚園教諭免許状(基礎免許状)をとれば特別支援学校の2種免許が取得できる

星美学園短期大学 幼児保育学科の詳細はこちらから

星美学園短期大学 保育×特別支援教育「保育のスペシャリストになるための特別な学び」

オープンキャンパスに行ってきました。
・ピアノの授業体験がとても丁寧な対応
・1年生が30名、2年生が40名とアットホームな雰囲気
・先生と生徒の距離が近く面倒見がよさそうな印象

先生と生徒さんの仲の良さが伝わってきました。

特別支援学校1種免許状

1種免許は4年制の大学で取得できます。
特別支援学校の1種免許を取得できる大学は国公立を含めたくさんあります。
その中で比較的入りやすい、通いやすい東京都内、近郊の私立大学を紹介します。

文教大学(埼玉県・越谷市)

文教大学教育学部 特別支援教育専修では特別支援学校教諭1種免許が取得可能
それ以外にも幼稚園から高等学校まで幅広く教員免許の取得ができる

文教大学 教育学部の詳細はこちらから

文教大学越谷キャンパス キャンパスツアー動画

淑徳大学(千葉県・千葉市)

淑徳大学、総合福祉学部の教育福祉学科では特別支援学校教諭1種免許が取得可能
淑徳大学は卒業生の多くが千葉県内の特別支援学校で教員として活躍している

淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科の詳細はこちらから

【Shukutoku Colors】 総合福祉学部 教育福祉学科 学校教育コース

オープンキャンパスに行ってきました。

・のどかな風景、緑いっぱいのキャンパスが最高
・校舎、施設が綺麗
・清掃が行き届いている様子がポイントUP!!
・専門的な学びの機会が充実

学生スタッフが親切で優しく、学校生活を楽しんでいるように感じました。

2度目の訪問。

模擬授業で普段の授業内容とテストについての話がありました。
・生徒一人一人に寄り添った教育をしている
・先生達でタッグを組み、どうすれば生徒たちが成長できるか日々考えている
・テストはただ採点するだけでなく、テスト用紙裏にアドバイスをびっしり書くようにしている
・生徒たちはテスト裏のアドバイスを楽しみにして次の学習に活かしている
先生自身が充実し、日々生徒たちと楽しそうに向き合っているように感じました。


クイズ形式で学生に質問してお菓子がもらえるイベントに参加しました。
・どの生徒も自分の言葉で一生懸命に話をしてくれる
・短い会話の中で学校生活を楽しんでいる様子が伝わってくる

全体的に雰囲気の良さが際立った訪問になりました。

明星大学(東京都日野市)

教育学部はいろいろな教育学科コースがあり小学校から高等学校まで幅広い免許が取得できる
教育学科 特別支援教員コースがあり、特別支援学校教諭1種免許が取得可能

明星大学 教育学科特別支援教員コースはこちらから

明星大学プロモーション動画『ここに来て、良かった。』|明星大学

帝京平成大学(東京都中野区)

人文社会学部の児童学科、小学校・特別支援コースで特別支援学校教諭1種免許が取得可能

帝京平成大学 人文社会学部の児童学科 小学校・特別支援コースはこちらから

【紹介動画】帝京平成大学 小学校・特別支援コース

聖徳大学(千葉県松戸市)

教育学部 教育学科 特別支援教育コースで特別支援学校教諭1種免許が取得可能

聖徳大学 教育学部 教育学科 特別支援教育コースはこちらから

【聖徳大学】特別支援教育コース(教育学部 教育学科)

国士舘大学(東京都世田谷区)

文学部 教育学科 教育学コースで特別支援学校教諭1種免許が取得可能

国士舘大学 文学部 教育学科 教育学コースはこちらから

楓門祭2022(国士舘大学世田谷キャンパス)

白梅学園大学(東京都小平市)

こども学部 発達臨床学科で特別支援学校教諭1種免許が取得可能

白梅学園大学 こども学部 発達臨床学科はこちらから

十文字学園女子大学(埼玉県新座市)

教育人文学部 児童教育学科で特別支援学校教諭1種免許が取得可能

十文字学園女子大学 教育人文学部 児童教育学科はこちらから

十文字学園女子大学 学科紹介|児童教育学科

鎌倉女子大学(神奈川県鎌倉市)

教育学部 教育学科で特別支援学校教諭1種免許が取得可能

鎌倉女子大学 教育学部 教育学科はこちらから

教育学部 教育学科

田園調布学園大学(神奈川県川崎市)

人間福祉学部 共生社会学科 特別支援教育コースで特別支援学校教諭1種免許が取得可能

田園調布学園大学 人間福祉学部 共生社会学科はこちらから

田園調布学園大学 コンセプトムービー

特別支援学校専修免許状

教育学部などがある大学院(修士課程)で特別支援学校専修免許が取得可能
給料が多少高くなる利点があるが、特別支援学校の教員になるには必要なし

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1種免許所持と2種免許所持で教員になることの違い

1種免許状は免許の種類によって幼稚園から高等学校まで幅広い学校で教員になれます。
しかし、高等学校の2種免許はなく、2種免許は幼稚園から中学校までが対象です。

特別支援学校には幼稚部から高等部まであります。
2種免許でも働けますが、働きながら1種免許の取得を促されるケースが多くあります。

特別支援学校で働くことが前提で教員免許取得をする場合は、4年制の大学で特別支援学校1種免許状取得を目指すのが一般的です。

大学で基礎免許(普通免許)のみを取得して特別支援学校の教員になる方法

大学

ここでは基礎免許状のみで特別支援学校の教員になる方法を3つ紹介します。

教員採用試験で特別支援教育併願をする(※令和5年度 千葉県の場合)

千葉県は他教科での教員採用試験を受ける際に特別支援学校と併願できる
しかし、他教科が優先されるため合格しても特別支援学校ですぐに働けるとは限らない

現状では採用数も多いため特別支援学校採用になるケースは極めて少ない
また、働きながら無料の免許認定講習を受けて5年以内に特別支援学校の免許を取得する必要がある

講師として3年間実務経験を積んでから教員採用試験を受ける

講師として公立学校に3年間勤務をして、その間に免許法認定講習(無料)を受講することで特別支援学校の免許が取得できる

その後に教員採用試験を受けて合格すれば特別支援学校の教員になれる

特別支援学校の免許状が取得できない大学で基礎免許を取りながら、通信制大学で特別支援学校免許を取得する

大学によっては他大学の通信教育課程の科目等履修生になれる

初めから特別支援学校免許取得を目指す場合はその大学が他大学の通信教育課程の履修生になってよいか否かを確認しておく必要あり

東京近郊で受けるべき教員採用試験は?

2023年、特別支援学校の教員採用試験の倍率は東京都が1.4倍、神奈川県が2.3倍、千葉県が2.9倍と東京が一番採用されやすい結果でした。

今年度の結果だけをみると東京が受かりやすかったと言えますが、ここ、2.3年で考えると東京も2~3倍前後と他県とあまり差がありません。

教員採用試験は受ける年の動向や他の要因も含めて判断することが大切です。
例えば、大学の所在地によって試験の情報の入りやすさが違うかもしれません。
また、東京都は自動車での通勤が認められていないなどの違いもあります。

そのあたりをよく考えて自分が教員採用試験を受ける都道府県を決めることが必要です。

特別支援学校の教員になるまでの道のりとその後

学校

最後に実際に教員になった人がどのように特別支援学校の教員になり、その後はどんな教員生活を送っているのかについて紹介します。

高校時代に教員志願

小学校から中学校まで成長が遅く自分は運動が苦手だと感じていました。
しかし、高校に進学するころには身長も伸び、いろいろな運動ができるようになっていたのです。

運動することに目覚めた私は高校に入学してから、自分が所属する部活動だけでは飽き足らず、いろいろな部活動に参加してたくさんの運動に触れていました。

そんな中、いろいろな運動ができる仕事がしたい、そのためには体育の先生になるしかない そんな風に考えるようになったのです。

大学時代は気持ちに揺らぎが・・・

体育教師を目指して体育の先生になることができる4年生の大学に進学しました。
授業ではいろいろな競技を体験できました。

その中でテニスへの興味が深くなり、アルバイトでテニスコーチをはじめました。
毎日、大好きなテニスがたくさんできて、充実していたのでこのままテニスコーチとして生活していくのもありではと考えるようになったのです。

しかし、テニスの技術と教えるレベルが上がるのに合わせてたくさんのレッスンをこなすようになるとテニスコーチを職業とすることに体力的な限界を感じたのです。

20歳前後でこんなに疲れてしまい、30、40歳になったらどうなってしまうんだろう?
やっぱり体育の先生になるべきだと高校時代の気持ちに戻っていったのです。

教員採用試験の結果は・・・

体育の先生になるべく大学4年のときに東京都の教員採用試験を受けました。
当時は教員採用試験で合格者が非常に少ない冬の時代。

また、東京都は当時、仮に合格しても小笠原諸島で赴任する可能性が非常に高いと聞かされていたのでモチベーションが上がらず、勉強もそこそこで不合格になりました。

目先を変えて千葉県の教員採用試験にチャレンジ

東京都の教員採用試験で何度か失敗していた私は、目先を変えるため千葉県の教員採用試験にチャレンジしました。

東京都の教員採用試験を受けていたときは受験勉強に身が入らず中途半端だったので、自分が得点が取りやすい教科を中心に計画的に集中して勉強しました。

6カ月間という短期集中でしたが、人生の中で一番、勉強に時間をさいたと思います。
その結果、見事に合格!!
しかし体育の教員枠は少なく特別支援学校での採用となったのです。

教員生活スタートからその後

体育の先生になりたくて採用試験を受けたので、特別支援学校がどういうところか全く分からない状況でした。

大学では体育の先生になるための勉強しかしていないので特別支援教育に関する知識は0、自分が通ってた小学校中学校には特殊学級がなく、障害のある人たちと全くかかわったことがない状況でした。

特別支援学校の生徒をはじめて目の当たりにしたときは、この人たちと手をつなぐことができるんだろうか、どうやって関わればいいんだろうと不安しかありませんでした。

しかし、特別支援学校は1クラスの教員が2~3名のチームティーチング。
先輩先生に丁寧なレクチャーを受けて徐々に関わり方が分かるようになっていったのです。

体育の先生は担任業はあるものの基本的には体育を教えるだけ。
しかし、特別支援学校は日ごろからみんなで田んぼを作ったり、地引網をしたり、買い物に行ったりと生徒たちの成長を促す活動がたくさんあり、毎日がとても充実していたのです。

体験したことがないような活動をたくさんするのがとても新鮮で楽しく、特別支援教育にはまっていきました。

特別支援学校で教員生活をスタートさせると、すぐに管理職(教頭先生)に特別支援学校の免許を取るように言われました。
無料の認定講習を少しずつ夏休みに受けて3年間で特別支援学校の2種免許を取得しました。

保持している免許は下記の通り。

体育大学に通って取得した免許
・中学校保健体育1種免許状
・高等学校保健体育1種免許状
特別支援学校で働きながら所得した免許
・特別支援学校2種免許状

体育教師を目指していましたが、気づくと中学校や高等学校へは異動せず、特別支援学校の教員を続けているのです。

特別支援学校に興味がある人必見!! 知っておきたい4つの働き方 まとめ

特別支援学校での働き方は講師、学校支援員、実習助手、教員の4つ
この中で一番のオススメは教員になること
講師、学校支援員、実習助手は教員を目指す過程でも教員になった後でもできる

教員採用試験に合格して特別支援学校で働くことができれば、興味の方向が変わっても、選択肢がたくさんある
高等学校の通級で教えてみたい(通級とは高等学校で特別な配慮が必要な生徒が集まるところ)、小学校の特殊学級で教えてみたい(特殊学級とは小学校の中で特別な配慮が必要な生徒が集まる学級)などという場合に異動できる
また小学校・中学校・高等学校・事務職へも異動可能

教員になるために基礎免許だけしかとることができない大学を卒業して、特別支援学校で働くこともできるが、現状では遠回りになってしまう
特別支援学校の免許がとれる4年制の大学を卒業して教員採用試験を受けて教員になる方法が一番の近道

特別支援学校で働く方法はいろいろありますが、特別支援学校の教員を目指すことは、これから社会に出て働こうとしている人にとって良い選択肢の一つと言えます。

小学校や中学校は生徒数も多く、関わる生徒一人一人についての事務仕事もあります。
思春期特有の問題も多く、部活動などもあるので小学校や中学校の教員はかなりの仕事量です。


一方、特別支援学校は児童生徒に対して丁寧な指導支援が必要ではありますが1クラスの生徒が多くても8人、チームティーチング(1クラス2名から3名の教員で対応する)、部活動もないに等しいので特別支援学校の教員は仕事量が少な目です。

特別支援学校で働くことは障害がある生徒に対応する難しさがありますが、やりがいもあり、志す価値が十分にある仕事です。

特別支援教育に興味がある人は「教員」という道にチャレンジしてみましょう!!

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