テニスコートのサーフェイスでレベルアップする方法

テニスコートtennis

テニスコートにはハードコートやクレーコートなどいろいろなサーフェイスがあります。
球足が早かったり、イレギュラーしやすかったりとサーフェイスによっていろいろな特徴があります。
日ごろやっていないサーフェイスのコートにいくといつものように打てなかった経験をしたことがある人も多いと思います。
いろいろなサーフェイスのテニスコートでの練習はレベルアップのためにとても重要なのです。
そこで今回はテニスコートのサーフェイスついて皆さんの疑問や知りたいことにこたえていきます。

テニスコートのサーフェイスの違いはどんな感じか知りたい
いろいろなサーフェイスを利用して上手くなる方法を教えてほしい

naober
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こんにちは!!テニスブロガーのnaoberです。
この記事を書いている私は学生時代テニスのコーチをやっていました。

はじめてコーチをやったテニススクールのテニスコートのサーフェイスはポリプロピレンでした。
簡単に例えるとプラスチック素材のコートです。
年月を重ねてコートが削れ、ボールがとても滑りやすくなっていました。
スライスショットがめちゃくちゃすべり生徒たちは返すのにとても苦労していたようです。


次のテニススクールはインドアハードコートでした。
ハードコートはイレギュラーがほとんどなく、インドアコートは壁があるので距離感がつかみやすかったのです。

次のテニススクールはインドアオムニコートコートでした。
オムニコートは球足が遅いのでしっかり待って打つ練習ができたのです。


次のテニススクールは屋上にあるハードコートでした。
風が強い日は打ちにくかったですが、開放感がありました。


こんな感じで私はいろいろなテニススクールを渡り歩き、いろいろなサーフェイスでコーチをしていたのでコートの特徴をよく理解しています。


こんな私が解説をしていきます。

テニスコートのサーフェイスの活用方法を知らないとレベルアップの弊害になります。

この記事を読めばいろいろなサーフェイスを使ってレベルアップする方法が分かります。

テニスをやっていて伸び悩んでいる人、日ごろやっているサーフェィス以外に興味がある人は是非ごらんください。

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テニスコート サーフェィスの種類と特徴

naober
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テニスコートのサーフェイスとはテニスコート表面の素材のことです。
今回は7つ種類と特徴についてお伝えします。

ハードコート

ハードコート

昔から多くのテニス場で採用されているサーフェイス
ひと昔前は学校のテニスコート以外ではいちばん多かった
球足が速く、イレギュラーが少ないのが特徴
表面が固めなので足腰に負担がかかる
全米オープンテニスや全豪オープンテニスで採用されているサーフェイス

クレーコート

クレーコート

中学校などのテニスコートに多く採用されている土のコート
クレーコートは土の抵抗があるので球足が遅くなる
土のコートにプラスチック素材のテープでラインを引いているので、ラインの上でボールが弾むとイレギュラーしたり滑ったりする
メンテナンスがとても大変で一人では持てない重いローラーを引いてテニスコートの表面を平らにする かなりの重労働
全仏オープンテニスで採用されているサーフェイス

グラスコート

グラスコート

天然芝を引き詰めたコート
日本ではなかなかお目にかかれない
すべてのコートの中で一番球足が速くなるコート
このコートでテニスをすると摩擦などから芝が枯れ、表面が少しずつ削れていく
そのためイレギュラーが多く、ミスヒットが多くなる
一度はイギリスに行ってグラスコートで打ってみたい!!と思う人もいるでしょう
私もその一人
全英オープンテニスに採用されている

オムニコート

オムニコート

巷でいちばん多く見られるコート
人工芝の上に砂がまいてあるコート
感覚的にはクレーコートと似たようなかんじでプレーできる
メンテナンスも非常にしやすく、他のコートに比べ劣化もしずらいのでいろいろなテニス場に採用されている
多少の雨でも影響なくプレーできるので重宝されている

カーペットコート

カーペットコート

ジュータンのような素材のコート
感覚的にはハードコートに似ていますが表面が柔らかい素材なので足腰の負担が少ない
小さいお子さんと一緒にテニスをやるのに向いている
転んでも他のコートに比べると痛くない

ポリプロピレンコート

ポリプロピレンコート

プラスチック製のタイルを組み合わせてつくられたコート
最近はあまり見られなくなったが、ひと昔前は多くのテニス場で見ることができた
球足は速め
プラスチック製のタイルを組み合わせて引き詰めるため初期コストは安く昔は多くの場所で採用されていた
しかし長年使用していると表面が削れ滑りやすくなる
少しでも雨が降ると足がすごく滑るのでまともにプレーできなくなるのが弱点

インドアコート

インドアコート

インドアテニスコートはサーフェイスではない
レベルアップには欠かせないコートなので載せた
インドアテニスコートのサーフェイスはいろいろなものを採用している
中でもハードコート・オムニコート・カーペットコートが主流
ワールドツアーのATPファイナルもインドアコートでやっている

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サーフェィス別レベルアップ方法

テニスコート
naober
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テニスコートのサーフェイスを上手に活用するとレベルアップにつながります。
1つのサーフェイスばかりでテニスをやっていると、更なるレベルアップは見込めません。
サーフェイス別のレベルアップの方法を参考にしていろいろなコートで練習しましょう。

ハードコート

球足が速いのでテンポよく打ち合うことができる
多少打点がばらついていてもボールを迎えに行く必要がないので上手に打ちかえすことが容易
ラリーの中でフォアハンドやバックハンドのストロークの打ち方をチェックしたいときにはハードコートがおすすめ

球足が速いので振り遅れが多い人が矯正するのにも向いてる
振り遅れが多い人は、単純に振り出すタイミングが遅いのが原因
初級中級者の人の8割以上はボールがバウンドしてからラケットを振りはじめている
それだとイレギュラーしたり、伸びてきたりするボールに対応できない

ボールがバウンドする前にラケットを引いておくことが重要

クレーコート・オムニコート

この2つは同じような特徴をもつコート
両方ともに球足が遅いのが特徴
全仏オープンの試合を見た人はわかると思うが、ラリーが何回も続き1ポイントをとるのにとても苦労する
試合時間も長くなるのでクレーコートの試合は体力的にハード
この2つのコートは球足が遅いのでボールが自分のところにこない
自分からボールを迎えに行って(打ちやすい打点で打てる位置に移動して)打たなければならない
ハードコートに比べると打てるポイントが短い

自分の打点を確認したいとき、打ち急がないで間をとる練習をしたい人はこのコートがおすすめ

ストローク練習はクロスで打ち合うと打ち急ぎやすくなる
しっかりと間をとってボールを打つ場合は逆クロスで打つ

ポリプロピレンコート

このコートは月日が経つと徐々に表面が削れてボールがとても滑る
そのため滑るショットに対する練習に適している
例えばスライスショットやスライスサーブ
私がテニスコーチを長年やっていたサーフェィス
生徒に対してスライスショットを打つと中級レベルの人までは、なかなか打ち返すことができなかった
そのためスライスショットを打ち返せることを中級から上級にクラスを上げるための指標にしていた
このコートではスライスサーブやスライスショットは自分のイメージよりはるかに滑って飛んでくる

スライスサーブはより曲がることを想定してラケットを出すこと、スライスショットはいつも以上に腰を落として低い姿勢で低い位置にラケットを引いて打ち返すことが必要
このような状況を体感することでショットの幅が広がりレベルアップにつながる

インドアコート

インドアコート

ある程度上手くなるとインドアコートでテニスをやるとすごくうまくなったように感じる
サーブも入るしボレーもやりやすいし、本当に楽しい
アウトドアコートは太陽が照り付けていたり、風が吹いていたり
インドアコートは照明のあかりはあるがまぶしすぎない
風があっても微風
このような条件だとショット全般が打ちやすくなる
屋根があるのでボールとの距離感が取りやすい
スマッシュがバンバン決まる
屋外のナイターも周りが暗いので距離感が取りやすいが風があったり、照明が見えにくかったりする分、少し難しい

やはりインドアコートがいちばん簡単にプレーできる
まだインドアコートでテニスをやったことがない人はちょっとコート代が高いが体験してほしい
ある程度上手い人はミスで終わるテニスではなく決めて終わるプロのような感じでプレーできる

ミスではなく決めてポイントをとるテニスを練習したい人におすすめ

テニスコートのサーフェイスでレベルアップする方法 まとめ

テニスコートのサーフェイスはハード、クレー、オムニ、カーペット、グラス、ポリプロピレンの6種類が一般的
ハードコートは速いボールに慣れる練習がやりやすい
クレーコート・オムニコートは間をとってショットを打つ練習に適している
カーペットコートは子どもとの練習に
グラスコートはイギリスに行って経験を
ポリプロピレンコートは滑るボールの練習に最適
ただ、コートを見つけるのが難しい
インドアコートは決めてポイントをとる練習に適している

naober
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いつも同じサーフェィスのテニスコートでテニスをしていて違うサーフェースになるとうまくいかず、「今日は調子が悪い」なんて思っている人はいませんか?

それは調子が悪いのではなくサーフェイスの経験が少ないので適応できていないのです。

今まで以上にレベルアップをしたい人はいろいろなサーフェィスでテニスをすることが必須です。

いろいろなサーフェイスでテニスをすると自分なりの気づきもあります。
それがレベルアップの第一歩なのです。
是非、いろいろなサーフェイスを活用してレベルアップしてください。
もっともっとテニスが面白くなっていきますよ。

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