テニスについて皆さんの疑問や知りたいことはこの2つでしょうか?
Youtubeを見たり、友達と打ち合ったりしているのに上手にならないのはなぜだろう
お金をかけずにテニスが上達する方法を教えてほしい
この記事を読むとお金をかけずに短時間でテニスが上手になる方法がわかります。
私はテニスコーチを10年近くやっていました。
これからお伝えする方法は、私の実体験です。
この方法で取り組めば多くの人が私のように短期間でテニスが上手になるでしょう。
こんな私が解説してきます。
この記事を最後まで読んで実践することができれば、間違いなく短期間でテニスが上手になります。
テニスが好きで、短期間で上級レベルになりたい人は是非参考にしてください。
短期間でテニスが上手になる方法はテニススクールのアルバイト
テニススクールのフロント
テニススクールのフロントはお客様からの電話の対応をしたり、予約の受付をしたりする仕事です。
フロントでアルバイトをすると割引料金でテニススクールに入ることができたり、テニスグッズの購入の割引があったりと、スクールによって違いますがいろいろな利点があります。
テニス関係の雑誌も多くあるのでたくさんの情報を収集することができます。
テニスコーチがたくさんいるので上手くなる方法を教えてもらえるチャンスもあります。
テニスインストラクター
ある程度テニス経験があれば、テニスインストラクターとして採用してもらえます。
自分なんでおこがましい、自分なんかに教わったら生徒が可哀そうなんで思っていないでしょうか?
どんなことでもそうですがその人よりも少し上手であれば教えることは可能です。
自分がそのレベルに達したプロセスを教えればよいからです。
いきなり生徒に対して教えるのではなく、はじめは研修生としてレクチャーを受けます。
次にアシスタントとして他のインストラクターのサブとして球出しを中心に行います。
慣れてきたら初心者クラスの生徒に教えるインストラクターとしてデビューします。
初心者であれば「私でも教えられる」と思いませんか?
テニススクールのアルバイトでテニスが上手くなる理由と具体例は?
テニススクールのフロントはとってもおいしい
テニススクールのフロントは上手な人のショットを目にする機会が多くなります。
プロレベルでなくてもテレビやyoutubeで見ているのとは迫力が違います。
迫力あるショットを目のあたりにすることが上達のモチベーションになります。
また、その人(インストラクター)にどうやって打てばよいのかを容易に聞くこともできます。
テニススクールが終了するとコーチの研修会があります。
そこに参加させてもらってコーチにレクチャーを受けながら乱打をすることもできます。
スクールによって違いはありますが、多くのスクールはテニスインストラクターをたくさん育成したいと考えています。
そのためフロントスタッフであってもモチベーションの高い人は参加させてくれます。
フロント→研修生→アシスタント→インストラクターというパターンはよくある話です。
テニスインストラクターは初心に戻れる
テニスインストラクターはまず研修生として球出しと初心者への教え方のレクチャーを受けます。
球出しなんて簡単・・・なんて思う人がいるかもしれません。
しかし、簡単そうに見えてかなり難しいものです。
相手はお客さんなので打ちやすいところに打ちやすい回転で球出しをすることが基本になります。
回転のあまりかかっていないボールをベースライン上にツーバウンド目がくるように打つことが必要で、はじめはかなり難しくなります。
テニスをやっているほとんどの人は、フォアハンドを打つときに厚めにグリップを握っていると思います。
厚めのグリップとはボールの回転がたくさんかかる持ち方になります。
厚いグリップはウエスタングリップと呼ばれラケット面を下に向けて上から握ります。
薄いグリップはコンチネンタルグリップと呼ばれラケット面を横に向けて包丁のように握ります。
ボールに回転がたくさんかかると打ちにくいボールになってしまいます。
そのため、グリップは薄く握り、回転を抑えたボールを打たなければなりません。
もともと厚く握っている人にはかなり難しいことです。
しかし、これが上手くなるためのキーポイントです。
テニスインストラクターにならなければ薄いグリップで打とうとはしないでしょう。
薄いグリップで打つことができるようになることが上手くなる近道なのです。
薄いグリップの操作性があがれば、ボレーやスマッシュ、サーブにも転用できます。
まさにいいことずくめなのです。
次は初心者への教え方です。
初心忘れるべからずという言葉はみなさん知っていると思います。
初心者への教え方を学んでいると自分が間違っていたこと、抜けていたことに気づくことができます。
その点を修正して自分で練習をしたり、初心者に教えながら自分の間違っているところを一緒に練習したりと一石二鳥で上手になることができます。
同じようなことを初心者→初級者→中級者に教えていくプロセスの中で自分も一緒に練習していくことができれば間違いなく上級レベルになることができるでしょう。
テニスコーチは職業柄、教えがたりぃです。
乱打をしたり、試合をしたりしていると、「この打ち方はこうしたほうが良い」「この場合はこう動いたほうがよい」とたくさんのアドバイスをしてくれます。
自分自身の動きは自分では見られません。動画で撮ったとしても限界があります。
第三者にそれもテニスインストラクターにアドバイスをもらえるのはとても有益で短期間で上達するための大きな要因となります。
私自身の上達へのプロセスをお伝えします
私はテニス経験0からテニススクールのフロント、研修生を経てテニスインストラクターになりました。
そのプロセスを紹介します。
高校時代は・・・
兄弟が硬式テニス部に所属。
その影響で、家族でレンタルコートを借りてテニスをする。
プロテニスプレーヤーへの憧れからテレビでよくテニスの試合を見てマネをしていた。
ボールがコートの外に飛んでいき、初老の父親にも負けるくらいのレベルで試合にならなかった。
大学時代前半は挑戦のはじまり
お金をかけずに手っ取り早くテニスが上手くなるにはどうすればよいか考え、テニススクールのフロントのアルバイトを始める。
テニスインストラクターのプレーを目の当たりにして、あんなふうに打てるようになりたいとの気持ちが強くなる。
時々、スクールが終わってから、フロント仲間と一緒にテニスコートを借りて乱打をしていた。
そのときにテニスインストラクターがいろいろとアドバイスしてくれたのはとても嬉しく参考になった。
大学時代後半はやる気MAX
フロントをやっていたテニススクールでテニスインストラクターをやらないかと誘われたが、おこがましいという気持ちが強く断った。
しかし、この言葉をきっかけに自分でもテニスインストラクターができるのかもという思いが芽生え、他のテニススクールの研修生に応募した。
研修生のテストでは緊張と下手だったせいで、全然うまくいかなかったが、採用になった。
人が足りなかったのだろう。
周りの研修生たちは皆、高校時代にテニスをやっていた人ばかり。
自分はやっていけるのかという不安があったがテニスが上手になりたいという気持ちから続けていくことができた。
初めのうちは球出しが難しかった。
なぜなら、フォアハンドを厚いグリップで握っていたので薄いグリップで打つ経験がなく苦労した。
薄いグリップで球出しができるようになると、厚いグリップでやるより簡単であることに気づく。
アシスタントとして、上級や最上級のクラスに入り、生徒と一緒に上手くなっていくことができた。
多いときで1日7レッスン、9時間以上コートに立っていた。さすがにきつかった。
コーチとして初心者、初級者に教えることで自分の足りない部分に気づき、一緒に練習することができた。
テニスインストラクター経験1年足らずでテニススクールで開催した試合に参加したが1回戦で負けてしまった。
しかし1回戦で負けてしまった人同士で戦うトーナメント(コンソレ)では優勝することができた。
コンソレであっても優勝できたことはちょっとした自信になった。
研修生として一緒に入ったテニス経験のある同期との乱打では初めは全く続かずに相手に嫌がられることもあったが、このころには同等に打ち合うことができるようになっていた。
1つのスクールでは飽き足らず、違うスクールでもコーチをはじめ、いろいろな人と打ち合う経験を積み重ねることができた。
その後1年余り経過した後に他のスクールでテニスインストラクターをやっていた友達とペアを組み草大会に出場した。
草大会といってもたくさんのテニスインストラクターらが参加するレベルの高いものであったが、強豪テニスインストラクターペアを破り、優勝することができた。
私はこんな感じで2年足らずで初級者から上級者になることができた。
アルバイトを利用して短期間でテニスが上手になる方法 まとめ
短期間でテニスが上手になるためにはテニススクールでアルバイトをすること
フロントの仕事は有益な情報が手に入り、無料でコーチに教えてもらえる可能性がある
フロント→研修生→アシスタント→インストラクターの道をたどれば短期間で上手になれる
テニスインストラクターになって球出しを極めたり、初心者に教える方法を学んだりすることでテニスが短期間で上手になる
私自身、テニス経験0からフロント→アシスタント→インストラクターを経て草大会で優勝した
テニススクールでのアルバイトはテニス好きにとってはとても魅力的なアルバイトです。
是非テニススクールのアルバイトを経験して上級者になりましょう。
学生時代の時間があるときがチャンスです。ぜひ実践してください。
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