世の中にはたくさんのスポーツがあります。
その中でテニスはリーズナブルでとても安全にできるスポーツの筆頭といえます。
テニスは広いコートに多くて2人なので接触の危険が少なく安全。
テニスはテニスボールとラケットがあれば楽しめるのでとてもリーズナブルなのです。
リーズナブルなスポーツであるテニスですが、その中でこだわりたいのがテニスラケットです。
テニスラケットはいろいろなメーカーからたくさんの種類が販売されていて値段もピンキリです。
今回はテニスラケットの購入を考えている人の疑問や知りたいことについてお伝えします。

テニスラケットはたくさん種類があってどれがよいかわからない
自分に合ったテニスラケットがどんなものか知りたい
これを買っておけば間違いないとうラケットメーカーを教えて

こんにちは!!テニスブロガーのnaoberです。
私はテニスのコーチを10年以上やっていました。
テニス経験0から研修生になり、その後テニスコーチになりました。
テニスラケットはいろいろな種類のメーカーを利用していました。
テニススクールにある試打ラケットを試したり、他のテニスコーチに借りて打ったりすることもありました。
たくさんのラケットでレッスンをしたり、試合をしたりすることでラケットの良し悪しを見分けられるようになりました。
こんな私が解説していきます。
自分に合ったラケットを使わないとレベルアップの弊害になる危険性があります。
この記事を読めば自分に合ったテニスラケットがわかり、レベルアップの一助となるでしょう。
ラケット選びで悩んでいる人、ラケットの買い替えを考えている人は是非参考にしてください。
硬式テニスラケット選びのポイント

硬式テニスのラケットは多くのメーカーからたくさんの種類が販売されています。
何を選んだらよいかわからない人は次の3つのポイントを参考にして選びましょう。
ラケットの重さ
硬式テニスラケットにはいろいろな重さがある
軽めのラケットは振りぬきがよく、扱いやすいので、初心者、初級者や力がない女性におすすめ
重めのラケットは力強い、重たいボールが打てるので中級者~上級者や力がある男性におすすめ
300g程度を平均として、軽めのラケットが良いか重めのラケットが良いかを選ぶ
ラケットのサイズ
硬式テニスラケットのサイズは小さいものから大きいものまでたくさんある
大きいサイズはスイートエリアが広く、ボールを打つときに中心から多少ずれても同じようなボールが打てる
打点が定まらない初心者や初級者、ボレーを多用するダブルスを中心にプレイする人におすすめ
小さいサイズはスイートエリアが小さく、ボールを中心でとらえると力強いショットが打てる
打点が安定している中級者~上級者、ベースラインでのラリーを中心にプレイしたい人に向いている
ラケットサイズは95~105インチ程度を平均として自分のプレイスタイルでサイズを選ぶ
フィーリングが一番重要
野球のバットやゴルフクラはボールが直接当たるため、素材や形状がとても重要ですが、硬式テニスのラケットはちょっと違う
硬式テニスラケットはフレームにボールを当てるのではなく、ガットにボールを当てるので感覚がぼやける
ガットを固めに張れば、打感が重たい感じになり、ガットを緩めに張れば、打感が柔らかくなるのでラケット+ガットテンションで良しあしを判断する必要がある
そのため、打ったときのフィーリングで選ぶのが一番重要
フィーリングを確かめるためにいろいろなラケットをいろいろなガットの固さで試打する
テニススクールに通っている人はスクールにある試打ラケットやコーチにラケットを借りて試すのがおすすめ
テニススクールに通っていない人は試打会や1週間500円(送料別)の試打ラケットのレンタルサービスを利用する
硬式テニスラケットおすすめメーカー3選


硬式テニスラケットにはいろいろなメーカーがあります。
その中で私が愛用して気にいったラケットのメーカー3つを紹介します。
どれも有名なメーカーで王道の3社と言えるでしょう。
ヨネックスはメイドインジャパン
ヨネックスは日本人が作ったメイドインジャパンなので品質に間違いなし
私はテニスコーチを長年やっていたがヨネックスのラケットを一番長く愛用していた
それだけ使いやすい打ちやすいラケット
ヨネックスのテニスラケットは上手くなるための名器であると私は思う
実際、私はヨネックスのラケットを使っているときにレベルアップを肌で実感した
体験談なので間違いない
ラケット面の形状は他のラケットメーカーが楕円状なのに対してヨネックスは丸みをおびた縦に長い六角形
この形にも打ちやすさの秘密がある
楕円状のラケットに比べてミスヒットしたときに大きなミスになりにくいのが特徴
ウイルソンはメイドインUSA

ウイルソンのラケットはヨネックスよりも歴史が古く1910年代から販売されている
アメリカのラケットメーカーであることから多くのプロテニスプレーヤーが使用している
ウイルソンのテニスラケットといえば、なんといってもプロスタッフが有名
私もテニスコーチ時代に愛用していた
私が使っていたプロスタッフはスイートエリアの狭いモデルだったのではじめは打ちにくい感覚もあったが、スイートスポットでとらえたときの打感は非常に気持ちのよいもの
昔、テニスの上達を志した人は「いつかはプロスタッフを・・・。」というくらい皆に人気のある高級ラケット
現在は数多くのメーカーからテニスラケットが販売されていますが、その中でもウイルソンのプロスタッフは名器と言える
ヘッドもメイドインUSA

ヘッドはスキーメーカーとして有名なアメリカの会社
現在でも数多くのワールドカップレーサーなどが利用している
1969年にアルミ製のテニスラケットを発表したところからテニスラケットの歴史が始まる
ウイルソンと同様に数多くのトッププレーヤーが使用している
ヘッドラケットの特徴として印象的だったのはフレームにとてもカラフルな色を利用したこと
昔はテニスラケットのフレームの色は銀色や黒など落ち着いた色が主流だったが、黄色のラケットが登場し、往年の名プレーヤーアンドレ・アガシ選手が使用したのはとてもインパクトがあった
ヘッドラケットの特徴はなんといっても操作性が抜群なところ
多くのトッププレーヤーが使用している一要因と言える
ヨネックス・ウイルソン・ヘッド使用のプロテニスプレーヤー

おすすめメーカー3つを使用しているトッププロを紹介します。
ハードヒッターであったりベースラインプレーヤーであったりとプレイスタイルがそれぞれ違うので、自分に置き換えてラケット選びの参考にするとよいでしょう。
大坂なお美選手
全米オープンテニスなどのグランドスラムでの優勝を支えたのがヨネックスのラケット
大坂選手の強烈なサーブやフォアハンドはこのヨネックスのラケットあってこそ
伊達公子選手
往年の名プレーヤーと言える世界で活躍した日本人選手
グランドスラムの全豪オープンテニスでベスト4に入ったのは圧巻
大坂なお美選手のように体格には恵まれてはいない
相手の力を利用するプレースメントの良さで世界の上位に君臨伊達公子選手を支えたのがヨネックスのラケット
伊達公子選手の打ち方はコンパクトで万人に真似してほしい打ち方
女性で私が一番推奨している、真似してほしいプロテニスプレーヤー
ロジャー・フェデラー選手
昨年惜しまれながら引退した言わずと知れた誰もが認めるスーパーマルチプレーヤー
プロテニスプレーヤーであってもショットの得意不得意があるが、フェデラー選手はすべてのショットが一級品
世界ナンバーワンに長年 君臨したのは納得のいくところ
ロジャーフェデラー選手の相棒となるラケットがウイルソン
ロジャーフェデラー選手は基本に忠実な打ち方をしている
現在、プロの世界ではグリップを厚く握り回転を強くかける打ち方が主流
ロジャーフェデラー選手はすべてのショットを薄めのグリップで握って打っている
テニスをはじめた人がお手本にするべき打ち方
男性で私が一番推奨している、真似してほしいプロテニスプレーヤー
錦織圭選手
皆さんご存じの日本人男子で一番強いプレーヤー
2014全米オープンテニスでは惜しくも決勝で負けてしまったが日本人ではじめてグランドスラムファイナリストになった凄い選手
日本人離れした体格ではなく一般日本人男性と同じような体格で、世界の強豪と渡り合う
普通では考えられない凄いことを錦織圭選手はやっている
そんな錦織圭選手を支えているのがウイルソンのラケット
ジュニア時代から錦織圭選手はウイルソンのラケットを使用
それだけ錦織圭選手にとってフィーリングが合うラケット
ノバク・ジョコビッチ選手
2023年3月現在世界ランキング1位に君臨する、現在世界最強のプレーヤー
年齢は30台中盤に入りましたが衰えを知らない
両手打ちのバックハンドが特徴的で数多くのタイトルを獲得
若いころはウイルソンのラケットだったが、その後は長年にわたりヘッドのラケットを使用
グランドスラム(4大大会すべてで優勝すること)の達成にヘッドのラケットが活躍した
レベル別のおすすめテニスラケット5選


最後におすすめのラケットを紹介します。
「安物買いの銭失い」という言葉があります。
あまり、安いものを買うと逆にお金がかかるという意味です。
私がまさにそうでした。
安いのには理由があります。
自分の予算を考えつつ、あまり安すぎるものは選ばないようにしましょう。
買ってはいけないラケット
昔はあまり安いラケットは売っていなかったが、最近は多く見かけるようになった
ウイルソンのラケットであっても5000円以下で買えるものもある
しかし、あまり安いラケットはおすすめできない
以前私は5000円以下のラケットをめずらしさから遊びで購入し、どの程度打てるか試したところ、ラリーをしている間にフレームが割れ、30分くらいで使いものにならなくなった
今考えると高い買い物だったなあと思う
安いラケットはフレームの剛性が非常に弱い
非力の人が打つ分には変形することはないかもしれないが、剛性が弱いとガットの張り替えが難しい
ラケットにある程度の剛性がないとガットを張る力に耐えられずフレームが曲がる恐れ
5000円以下のラケットはおすすめできない
初級者・初心者のおすすめはヨネックス
初心者・初級者がはじめからあまり高いラケットを買うのはおすすめできない
今後テニスが好きになって続けるか分からないからもったいない
ラケットを使わないで置いておけば、また同じように使えるから大丈夫と思うかもしれないが使わなくても月日が経つとフレームが劣化していく
劣化が進むとフレームの剛性が弱くなり、破損やガットが張れないなどの問題が出てくる
高いラケットはテニスが好きになり、練習を続けて上手になってきたら購入する
初級者・初心者には断然、ヨネックスのラケットがおすすめ
ヨネックスのラケットは万人にとって扱いやすいラケット
初級者・初心者の人はヨネックスのEゾーン フィール/EZONE FEEL(06EZF)がおすすめ
スイートエリアが大きいので多少のミスヒットをカバーしてくれる
ヨネックスのEゾーン フィールを使ってレベルアップ
中級者・上級者におすすめはウイルソン・ヘッド

上手になってくるとプロ選手が使っているギアが気になる人もいると思います。
自分のプレースタイルに類似している、真似してみたいプロ選手が利用しているラケットや下位モデルを選んでもよいでしょう。
ロジャー・フェデラー選手は
ウイルソン Pro Staff RF97 Autograph V13.0を使用している
ストロークからボレーまでオールラウンドに使いたい人に向いている
ラケット面が97インチと多少小さめなので中級者には難しいかも
スイートエリアのが小さい分、スイートスポットに当たったときの打感は最高
プロスタッフは名器なので中級者でも選ぶ価値あり
錦織圭選手は
ウイルソンULTRA TOUR 95CV V3.0を使用している
ストロークを中心に攻撃的にプレーをしたい人におすすめ
ラケット面が95インチと小さ目なので上級者向き
中級者でも振りぬきの良さ、打感の良さを求めたい人は選んでもOK
ノバク・ジョコビッチ選手は
HEAD SPEED PRO 2022を使用している
しっかりとラケットを振りぬきたい中級者・上級者におすすめ
重量はやや重めの設定なのでパワー感のある重たいボールを打ちたい人にも向いている
プロテニス界王者をイメージして強烈なバックハンドが打ちたい人は選んでもOK
プロモデルはちょっと敷居が高すぎると思う人もいると思います。
簡単にテニスがやりたい人はヨネックス、ショットの精度にこだわりたい人はウイルソン・ヘッドといった選び方をしても良いでしょう。
いろいろおすすめを紹介しましたが、一番大切なのは自分のフィーリングです。
良いと思ったラケットは必ず試打をしてから購入しましょう。
試合に出ないで友達や仲間とのテニスを楽しみたいという人はラケット1本でよいですが、小さな大会でも試合に出るという人は同じラケットを2本持つようにしましょう。
試合を続けていると途中でガットが切れることがあります。
そのときに、違うラケットに持ちかえると全くフィーリングが違います。
試合でなければ良いのですが、そのラケットのフィーリングをつかむまでに時間がかかり負けてしまうことがあります。
試合に出てテニスを楽しみたい人方は同じラケット2本の購入を検討しましょう。
お金に余裕がないけど、良いラケットがほしいという人は中古もありです。
掘り出しものがあるかもしれませんよ!
【2023.3更新】元テニスインストラクター推奨!! 硬式テニスラケットお勧めメーカ3選 まとめ
ラケットメーカーはヨネックス・ウイルソン・ヘッドがおすすめ
ヨネックスは打ちやすい
ウイルソン・ヘッドは打感がよい
ヨネックスは大坂なお美選手、伊達公子選手が使用
ウイルソンはロジャーフェデラー選手、錦織圭選手が使用
ヘッドはノバク・ジョコビッチ選手が使用
名プレーヤーたちを支えているラケットメーカー
<レベル別のおすすめテニスラケット>
初級者・初心者はヨネックスのEゾーン フィール
中級者・上級者はウイルソ・ヘッド
Pro Staff RF97 Autograph V13.0 ULTRA TOUR 95CV V3.0 HEAD SPEED PRO 2022
簡単にテニスがやりたい人はヨネックス
ショットの精度にこだわりたい人はウイルソン・ヘッド

自分に合ったラケットを使用するとレベルアップにつながります。
今回の記事を参考に自分に合ったラケットをみつけましょう。
お気に入りのラケットを手にしてレベルアップしながら、思う存分テニスを楽しみましょう。
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