硬式テニスと軟式テニスの5つの違い

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日本では地域によって違いがありますが、中学校では軟式テニス、高等学校に入ったら硬式テニスという流れがありました。
大人になったら硬式なんてイメージの人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
それぞれ違った特徴や魅力のあるスポーツで、大人になっても軟式テニスをやっている人はたくさんいます。
そこで今回は軟式と硬式のどちらをやるべきか悩んでいる人の疑問や知りたいことについてこたえていきます。

テニスは硬式と軟式のどちらをやるべきか教えてほしい
テニスは硬式と軟式のどちらが簡単なの?
テニスは硬式と軟式で違いはあるの?
テニスは硬式と軟式でお金がかかるのはどっち?
テニスは硬式と軟式で向き不向きはありますか?

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こんにちは!!テニスブロガーのnaoberです。
私は高校時代に硬式テニスをはじめ、大学に入ってから硬式テニスのコーチになりました。
高校時代に部活動でテニスをやっていたわけではないので、コーチになるのはとても大変でした。
しかし、硬式テニスが大好きで、上手くなりたい、上手くなるためにはテニスコーチになるべきだと考え、研修生を経てテニス経験2年余りでコーチなりました。
経験が少ない状況でコーチになっているので、自分の上手くなった過程をよく覚えていて、それをお客さんに還元したところ分かりやすいと好評価をもらっていました。


レッスンの中で以前は軟式テニスをやっていて硬式テニスが上手くなりたい人がたくさんいました。
軟式テニスの良いところを伸ばしつつスムーズに硬式テニスができるように工夫をして教えていました。
軟式テニスはプライベートで打ち合ったり、試合をしたりした経験があります。

こんな私が解説をしてきます。

この記事を読むと硬式テニスと軟式テニスの違いや、どちらが自分に向いているかが分かります。
自分がやっていないテニスに興味がある人、硬式と軟式どちらがよいか決めかねている人は是非参考にしてください。

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テニスは硬式、軟式どちらがおすすめ?

テニス
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軟式テニスと硬式テニスにはいろいろな違いがあります。
いろいろな違いを理解して自分のスタイルに合った方を選びましょう。

硬式テニスVS軟式テニス 人気があるのは?

世界的な広がりで見ると、軟式テニスはアジアを中心に盛んで、硬式テニスは全世界で盛んにおこなわれている
軟式テニスは日本発祥なので東京オリンピックにという動きもあったが、実現しなかった
錦織圭選手を筆頭にテレビでも硬式テニスが数多く放映されている
他の競技と比べても取り組みやすさから競技人口はトップクラス

人気があるのは硬式テニスと言える

硬式テニスVS軟式テニス 簡単なのは?

テニスコート

硬式テニスと軟式テニスは技術的に違うところはあるが、大きな違いはない
単純にラケットでボールを打ち合い、ポイントを取り合うということについては同じ
ボールに回転をかける動きをとってみても大きく分けるとスライス、ドライブ、フラットの3種類で同じ
何を基準に簡単か否かを判断するのは人によって違うが、私はミスをする可能性が高いか低いかで判断する
硬式テニスのボールは軟式テニスのボールに比べると重たく、ラケットに当たると大きく跳ねる
そのため、しっかりと回転をかけて打ちたくてもボールがラケットからすぐに離れるので回転が十分にかからずにミスヒットする可能性が高い
軟式テニスのボールは硬式テニスのボールに比べると軽く、ラケットに当たってから、大きく跳ねない
そのため、自分の打ちたい打点でしっかりとボールを打つことが容易で、ミスヒットしにくい
ミスヒットしたとしても、ボールが軽い分、すぐに失速するのでアウトしにくい
硬式テニスでミスヒットすることをふかしてしまうと言うが、軟式テニスは多少ふかすようなボールを打ってもアウトしない

ミスヒットしてもアウトしないでラリーを続けることがしやすいとの理由から軟式テニスの方が簡単と言える

硬式テニスVS軟式テニス お金がかかるのは?

硬式、軟式どちらもテニスをするのにはお金がかかる
最低限必要なのはボール代、テニスコート代、ラケット代、ガット代の4つ
ウエアやシューズはテニス用のものでなくても他のもので代用が可能

ボールの値段は硬式、軟式であまり差はないが軟式ボールは長持ちする

硬式のボールは空気を入れることができず、少しずつ空気が抜けていき、同じような打感で打てなくなる
空気が抜けたボールは捨てるしかない
軟式のボールは空気が抜けるが、空気を入れることができ、硬式のボールより長く利用できる

テニスコート代は条件が同じなので、軟式硬式で違いはなし

無料のテニスコートもあるので、是非活用してください。
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ラケット代はピンキリ

高い値段のラケットを比べてみると硬式テニスラケットが10000円程度高くなる
ガット代を比べてみると硬式と軟式で大きな違いはないが、ガットを張るのに差がある
硬式テニスラケットは機械を使わないとガットを張ることができない
ガットを張る強さが軟式よりもかなり強いので手張りすることは不可能
軟式テニスラケットは硬式テニスラケットと同様に機械で張るのが一般的だが、ガットを張る強さが弱いので自分で手張りすることも可能
昔は、軟式テニスラケットは手張りするのがあたりまえだった
youtubeにも手張りの動画があるので、コストを抑えたい人は参考に
手張りできることを考えるとガット関係は軟式のほうがリーズナブルと言える

手張りの動画はこちらをクリック

ボール代、ラケット代、ガット代で軟式テニスが安くなることを考えると、コストを抑えてテニスを楽しみたい人は軟式テニスを選ぶべきでしょう。

硬式テニスVS軟式テニス 向き不向きはなし

硬式テニスと軟式テニスには向き不向きはなし
老若男女問わず、自分がやりたい、楽しいと思った方をやればよい
しかし、その人の状況や環境でどちらかを選ぶ方がよい場合もある

テニス肘など身体に痛みがある人は軟式テニス

テニス肘になったらテニスをやらずに安静にするのが一番良いが、テニスが好きで痛くてもやりたいという人もいる
そんな人は打感の柔らかい軟式テニスを選ぶ
硬式テニはボールが重いので、身体への負担は多少なりとも大きくなる
しっかりと身体を使って打てれば負担も軽減されますが、毎回そのようにはいかない
手先で打たなければならないような状況のときに、硬式テニスの方がボールが重い分、腕への負担が大きくなる
身体によりやさしいテニスをしたい人は軟式テニスを選びましょう。

一緒に楽しめる相手がいない人は硬式テニス

これから一人でテニスをはじめようとしている人は一緒に楽しめる相手を探す必要あり
テニス人口を見ても軟式テニスよりも硬式テニスの方が圧倒的にやっている人が多くいる
テニススクールは硬式のテニススクールが一般的で軟式テニスができるスクールは少数
軟式テニスを一緒にやる相手を探すのは硬式テニスに比べると、とても大変
これからテニスの輪を広げたい人は硬式テニスを選びましょう。

お金に余裕がない人は軟式テニス

子どもがたくさんいてお金に余裕がない
しかし、子供と一緒にテニスを楽しみたい
そんな人は軟式テニスがおすすめ
無料のテニスコートを利用すれば、硬式テニスに比べてかなり安くテニスを楽しめる
中学校では軟式テニスを授業でやることもあるので練習になって一石二鳥

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硬式テニスVS軟式テニス 私(テニスコーチ)の見解

テニスコート

私は硬式テニスからはじめて、その後に軟式テニスをやりました。
私の打ち方はフォアハンドで例えるとウエスタングリップで軟式のフォアハンドと同じです。
フォアハンドが同じ打ち方なので違和感なく軟式テニスができました。
軟式テニスは基本的にはすべてのショットをウエスタングリップで打ちますが、硬式テニスのように握り方を変えても違和感なく打ち返すことができます。
ウエスタングリップで握ると手首がロックされて手首を上手く内転することができません。
内転というのは右利きの場合、手首から肘にかけて時計回りと逆に捻る動きです。
硬式テニスでこの動きがないとサーブやスマッシュなどで鋭いショットを打つことができません。
軟式テニスはボールが柔らかいだけなので、硬式テニスの内転の動きをそのままやっても特に問題なく切れのあるショットを打つことができました。
私の感覚ではあまり違いを感じることなく硬式も軟式も同じようにプレイできたのです。


はじめて軟式テニスをやったときは部活動で軟式テニスをやっていたペアと2対1でゲームをやりましたが、違和感なくテニスができ、経験者ペアに勝つことができました。
唯一違いを感じたのは軟式テニスは多少ミスヒットしてもアウトしないことです。
ボールが軽い分、失速するのが早くアウトしにくいのです。
多少ミスをしても失速してベースライン付近にバウンドするので相手の取りづらいボールになることもありました。
練習量が多ければ硬式であれ軟式であれ しっかり打ち込むテニスができますが、練習量が少ないと硬式テニスはミスヒットでアウトすることが増えるのでミスが多くなります。
ミスを少なく決めるテニスが軟式テニスの方が容易にできるのでとても楽しく感じました。
私の見解は軟式テニスと硬式テニス、どちらも甲乙つけがたく楽しいスポーツだと思います。

硬式テニスと軟式テニスの5つの違い まとめ

テニスは硬式、軟式どちらもおすすめ
いろいろな違いを理解して自分にスタイルに合った方を選ぶ
人気があるのは硬式テニス 硬式テニスはオリンピックでも採用される人気スポーツ
簡単なのは軟式テニス 多少のミスヒットはミスにならない
お金がかかるのは硬式テニス 硬式テニスの方がボールやガットにお金がかかる
硬式と軟式で向き不向きはなく、老若男女どちらをやっても良い
自分の置かれている状況や環境でどちらにするか決めましょう

naober
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テニスは硬式、軟式問わず、魅力的で とても楽しいスポーツです。
今回の記事を参考にしてテニスを楽しみましょう。
どちらかを選ばなくてはいけないわけではありません。
自分がやりたいときにやりたい方のテニスをやればよいのです。


自分が中心にやっているテニスをさらに上手くなりたい人は違うテニスをやってみるのもありです。
違った発見があり、さらなる上達への後押しをしてくれることでしょう。

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