テニスが好きでやっているけど、その他に何か手軽にできるスポーツはないかと考えていませんか?
そんな人にはスカッシュがおすすめです。
スカッシュはテニスに類似した楽しいスポーツです。
今回はスカッシュについてあなたが知りたいことや疑問にこたえていきます。

テニスとスカッシュの違いを教えてほしい
テニス経験者はスカッシュが簡単にできるのか知りたい
スカッシュをやることの利点を教えてほしい

こんにちは!!テニスブロガーのnaoberです。
私は大学時代にテニスコーチをやっていました。
いろいろなところでコーチをしていましたが、テニススクールだけのところだけでなく、ジムや体育館などが併設している複合施設もありました。
複合施設ではレッスンがない時間にジムで筋力トレーニングをやったり、体育館のスカッシュコートでスカッシュをやったりして汗を流していました。
スカッシュは未経験でしたが、その面白さに魅了され、ある時期はテニス以上に時間をさいて練習したり試合をしたりしていました。
こんな私が解説をしてきます。
この記事を読むとスカッシュの魅力が分かり、テニスとスカッシュ両方を楽しみたくなります。
テニスをレベルアップに活用したい人や他のラケットスポーツをやってみたい人は是非参考にしてください。
テニスとスカッシュの違い

テニスとスカッシュは類似しているところがたくさんありますが、違うところもあります。違いを理解することでテニス経験者であれば手軽にスカッシュをはじめられるのです。
テニスの方が打ち方は繊細
テニスもスカッシュもラケットを使っていろいろなショットを打つのは同じです。
テニスは相手コートにボールを入れるために回転をかけないといけませんが、スカッシュは回転をかけなくても打ち合うことができます。
テニスは相手が打った勢いのあるボールを打ち返すのでミスヒットしやすいですが、スカッシュは壁に当たったボールを打ち返すのでスピードが壁に吸収されテニスに比べると打ちやすいボールが返ってくるのでミスヒットが少なくなります。
レベルアップしていけばスカッシュも回転をかけてボールを打つ必要がありますが、ある程度のレベルまでは回転をかけずに楽しむことができます。
ルールは大きく違います
テニスはコート真ん中のネットを挟んでボールを打ち合うゲームですが、スカッシュはコート内に打ち合う相手がいて壁に向かって打ち合うゲームです。
テニスは床面のコートにボールを弾ませてポイントを争います。
ルールは大きく違いますが、覚えてしまえば単純なルールなのですぐにゲームを楽しむことができます。
テニスコート=スカッシュコート×2

コートの大きさはテニスコートの方がスカッシュに比べ2倍程度大きくなります。
スカッシュは狭いコート内で対戦相手と2人でゲームをするので移動距離はテニスに比べるを少なくなります。
テニスは相手が打ち返してきたボールを純粋に追いかけて打ち返すだけなので、コート内の動きとしてはスカッシュの方が難しいと言えるでしょう。
テニス経験者にはスカッシュの難易度は低い
テニスを経験していると簡単にスカッシュをはじめることができます。
スカッシュは感覚的にはテニスで壁打ちとあまり変わりません。
側面や後ろ面に当たったボールを打ちかえす感覚が多少違いますが、壁に当たったボールで勢いが抑えられているため、しっかり待てば打つことができるのであまり難しいとは感じません。
テニスはミスヒットをするとポイントに直結しますが、スカッシュはミスヒットしても壁に当たる可能性が高く、ミスヒットがミスに直結しにくいのです。
ラケットスポーツとしての類似性が高い
テニス以外のラケットスポーツは代表的なもので卓球やバドミントンがあります。
卓球もバドミントンもテニスと類似している部分が多く、テニスを経験していると、全く経験のない人に比べて容易に取り組むことができます。
しかし、テニスと類似していない部分がたくさんあるのでレベルが上がってくるとテニスの応用だけでは対応が難しい部分が出てきます。
そのため、卓球やバドミントン以上にテニスを経験しているとスカッシュはプレイしやすいのです。
テニスのショットが活用できる
スカッシュのショットは壁に当てるため、必要以上に回転をかける必要がありません。
しかしレベルが高くなってくるとボールに回転をかけてバウンドしないようにして相手が取れないようにするなどの工夫が必要になってきます。
そんなときにテニスを経験していればドライブ回転スライス回転のボールを容易に打つことができるので活用できるのです。
壁打ちの応用
テニス経験者は誰しも一度は壁打ちコートで練習したことがあるでしょう。
特に経験が浅いときには壁打ちを多く利用していたと思います。
壁打ちはショットの威力が吸収され打ちやすいボールが返ってくることをテニス経験者は知っています。
そのため、テニスのレベルが上がってくれば容易に壁打ちができるようになってくるのです。
スカッシュをやることの利点

スカッシュをやることは純粋にスカッシュができるようになり試合などを楽しむだけでなく、テニスのための良い練習にもなります。
テニスをさらにレベルアップしたい人はトレーニングとしてスカッシュをやってもよいでしょう。
細かいフットワークを鍛えることができる
テニスとスカッシュの違いはコート越しに打ち合うかコート内で打ち合うかになります。
スカッシュのコート内で相手と入れ替わりながらショットを打つ感覚はテニスにはないものです。
しかし、そのような規制の中でショットを打つことでフットワークが鍛えられます。
テニスで使えるショットのバリエーションが増える
スカッシュはテニスに比べてボールに必ずしも回転をかけなくてもよいのでトリッキーなショットが打ちやすくなります。
テニスではラケットを出しにくい背面などにラケットをだして容易に打つことができるのです。
スカッシュでトリッキーなショットにチャレンジすることでテニスでも活用できるのです。
運動量の多さからのシェイプアップが期待できる
運動量の多さはテニスに比べて格段に高くなります。
また、室内の狭い空間で動き合うので冬であっても寒いという感覚はなく良く汗をかきます。
私は昔から身体の代謝が悪く、ほとんど汗をかかない体質でした。
テニスをやっていても他の人が汗をかいていても、ほとんど汗をかくことがありません。
しかし、スカッシュは違いました。
スカッシュを2、30分やっただけで大粒の汗をかいてTシャツがびしょびしょになったのです。
今までこんなにたくさんの汗をかいた経験がなかったのでとてもビックリしました。
元テニスコーチ(私)のスカッシュ体験談
私はスカッシュのある複合施設でテニスコーチをやっていました。
テニスコーチ特権でいろいろな施設を無料で使うことができたのです。
バレーボールやバドミントンなどをよくやっていましたが先輩コーチに声をかけられはじめてスカッシュをやりました。
ルールを教えてもらい乱打からスタートして、その日のうちにゲームもやりました。
はじめはサイドと後ろの壁に当たったボールを打ち返すのが少し難しく感じましたが、すぐに感覚をつかんで打ち返すことができました。
相手の針路をふさがないポジション取りも違和感がありませんでした。
なんといってもミスをしにくいところがテニスと違い面白いと思えるところでした。
初めての経験でしたが経験の多い先輩コーチと互角に打ち合いゲームを楽しむことができたのです。
試合が終わったときには汗をびっしょりかいて、スッキリした気分になりました。
あまり難しさを感じなかった私はその後も、バレーボールやバドミントンをやらずにスカッシュをよくやっていました。
今までやったことのないスポーツでしたがテニスをやっていたせいか難しさは感じませんでした。
テニス経験者はスカッシュを体験すべし!!おすすめする3つの理由 まとめ
テニスとスカッシュの違いは打ち方、ルール、コートの3つであるが大きな違いはない
テニス経験者にとってスカッシュの難易度は低い
ラケットスポーツの中でもテニスとスカッシュは類似性が高い
テニスのショットがたくさん活用できる
壁打ちの経験を応用できる
スカッシュをやることに利点
同じコートに相手がいるので細かいフットワークを鍛えられる
トリッキーなショットを打つことでテニスに使えるショットのバリエーションが増える
テニスに比べて運動量がありシェイプアップが期待できる

テニス経験者は短期間でスカッシュが上手になり高いレベルでゲームを楽しむことができます。
テニス経験がなくても導入はテニスより簡単でだれでもすぐにゲームができます。
この記事を読んでスカッシュに興味をもった人は是非チャレンジしてみてください。
楽しいですよーーー。
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