フェデラー引退 テニスファンの記憶に留めておいてほしい5つのこと

Roger Federer Tennis

2022.9.16テニスファンにとって衝撃的なニュースがありました。
数々の名勝負、記録を残したプロテニスプレーのロジャー・フェデラーが引退を表明したのです。
普段、テニスブロガーとしてテニスのノウハウなどの記事をかいている私ですが、今回はフェデラー選手に敬意を表してテニスファンの記憶に残ってほしい、自分自身も記憶に留めたいことを紹介します。
テニスファンの皆さんが知りたいこと、疑問に感じるであろう5つのことについてこたえていきます。

ロジャー・フェデラー選手はどんな戦績を残したのですか?
ロジャー・フェデラー選手の魅力はどんなところですか?
ロジャー・フェデラー選手はどんなラケットを使っていましたか?
ロジャー・フェデラー選手の名勝負を教えてほしい
ロジャー・フェデラー選手の今後に期待することはなんですか?

naober
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皆さんこんにちは!! テニスブロガーのnaoberです。
私はテニス歴が30年ほどになります。
テニス経験0から、1年余りでテニススクール研修生になり、その後はテニスコーチとしていろいろなテニススクールで生徒に教えていました。

テニスをはじめた頃は若干17歳で全英オープン優勝のボリスベッカー選手に憧れ、食い入るようにテレビにかじり付いていました。
そんな中、デビュー当初から圧倒的なプレイをしていたロジャー・フェデラー選手が登場したのです。
カリスマ性の高いプレイスタイルに魅了され、すぐに大ファンになったのは言うまでもありません。
その後はロジャー・フェデラー選手の試合を4大大会中心にたくさん見て研究し自分のプレイに反映させたり、コーチングにいかしたりしてきました。

こんな私が解説していきます。

この記事を読むとロジャー・フェデラー選手の凄さが分かります。
ロジャー・フェデラー選手の魅力が知りたい人、真似してレベルアップしたい人は是非ごらんください。

ロジャー・フェデラー選手の戦績

Roger Federer

プロテニスプレーヤの頂点ともいえるATPツアーでシングルスで103勝、ダブルスで8勝しています。
ATPツアーで活躍している選手が出場できる国際テニス連盟が定めた4大大会があります。
その4大大会で20勝、4大大会すべてで優勝するキャリアグランドスラムを達成しているのです。
今回はこの4大大会に絞って戦績の詳細をお伝えします。

球足が速いサーフェィス

4大大会のうち、全豪オープン(オーストラリア)、全米オープン(アメリカ)、全英オープン(イギリス)は球足が速いサーフェィス(コート)です。
全豪オープンは近年ハードコートに変わりましたが、少し前までは全英オープンとならび、天然芝でとても球足の速いサーフェィスでした。

4大大会20勝のうち19勝がこの球足が速いサーフェィスでの優勝です。
いかに、ロジャー・フェデラー選手がスピーディーなプレイが得意だったかが分かります。
なんといっても全英オープンでの優勝8回は圧巻でした。
全盛期の全英オープンは他の選手と一人だけ違う次元でプレイしているようにも感じました。

球足が遅いサーフェィス

4大大会のうち、全仏オープン(フランス)は球足の遅いサーフェィス(コート)です。
1勝しかできていないから遅いコートが苦手なのかと思う人もいるかもしれませんがそうではありません。
ロジャー・フェデラーが活躍した時代にはクレーコートの絶対的王者、ナファエル・ナダル選手がいたからです。


たらればにはなりますが、ナファエル・ナダル選手がいなければ、全仏オープンでもっと多く優勝ができたことでしょう。
ナファエルナダル選手との死闘はみている方も手に汗握る展開でした。
どんな球でも食らいついて返球するナダル、それに負けじとハードヒットを続けるフェデラー、永遠とラリーが続くのではと思わせるくらい凄まじいプレイでした。

ロジャー・フェデラー選手の魅力

Roger Federer

ロジャー・フェデラー選手の魅力はたくさんあります。
強烈なフォアハンドストロークや正確無比なバックハンドストークなどいろいろです。
その中でも少し視点を変えて元テニスコーチの目線から3つにしぼってお伝えします。

基本に忠実

わたしはテニススクールに入る前に我流でテニスをやっていたときは、厚いグリップでたくさんボールに回転をかけて打っていました。
テニススクールに入ってからは、薄いグリップでボールに回転をかけない打ち方を教わりました。
回転が多すぎるとお客さんが打ち返すことが難しいのでできるだけ打ちやすいやさしいボールをコントロールするために回転の少ないショットを学んだのです。

そんなある日、テレビでプレイするロジャー・フェデラー選手のプレイをはじめてみたときびっくりしました。
自分が、テニススクールで教わった打ち方と同じような打ち方だったのです。
いかに基本が大切か、基本以上のものはないとも思えるほど衝撃をうけた瞬間でした。

全てのショットが一級品

トッププロテニスプレーヤーでも、ショットの得意不得意があります。
例えばライバルと言えるナファエル・ナダル選手が得意なのはストロークです。
自分が不得意なところを攻められて敗北することはトップテニスプレーヤーであっても当たり前のことでした。

しかし、ロジャー・フェデラー選手は違いました。
ストローク、ボレー、サーブなどすべてのショットのクオリティーが圧倒的に高いのです。
苦手なところがないので相手プレーヤーは攻め手を失い、負けてしまいます。
世界ランキング1位最長連続記録237週というのはうなずけるところです。

苦手なショットを強いて言うならば、サーブでしょうか。
サーブも一級品ですが、ファーストサーブの確率が全体的にあまり良くなかったのです。
ファーストサーブの確率が悪くてもこれだけの勝利を重ねるのは凄いの一言ですが、ファーストサーブの確率がもっとよかったらどうなっていたことか。
誰一人として対抗馬になりうる人はいなかったでしょう。

時代に逆行したテニススタイル

ロジャー・フェデラー選手が活躍していた時代は、回転を強くかけてストロークを中心にベースラインで打ち合ってポイントを重ねるスタイルが主流でした。
例えばナファエル・ナダル選手や錦織圭選手が代表的です。
回転をボールに多くかける利点は、角度があるショットを打ってもアウトにならないのでコートを幅広く使って攻められます。
ボレーに出てきた相手の狭い隙間をアウトしないで抜くことができるのです。

ロジャー・フェデラー選手は同じようなプレイスタイルを選ばす、回転の少ない基本に忠実なオーソドックスなテニスで勝負を挑んだのです。
もし、ロジャー・フェデラー選手が強烈なスピンボールを打っていたらどうなっていたかなんで想像したくなりますが、そうでない基本に忠実な打ち方で勝利を重ねたのは次元の違いを感じました。

ロジャー・フェデラー選手のラケット

テニスラケット

ロジャー・フェデラー選手はウイルソンのプロスタッフを使用しています。
ウイルソンはアメリカに古くからある老舗ブランドなので多くのプロテニスプレーヤーが使用しています。
わたしも長年愛用していたので、その良し悪しは熟知しています。

名器といえるプロスタッフ

プロスタッフは私がコーチを始める前から存在するウイルソンラケットの人気ラインナップです。
昔は今以上にフレームが薄く、振り抜きがよく、とても打ちやすいラケットでした。
上級者の間では「いつかはプロスタッフを」と一生に一度は手に入れたいと思えるほどの高級品でした。
私が使用していたモデルはスイートエリアが小さめでミスヒットしやすいラケットでしたが、スイートエリアに当たったときの感触がとてもよく癖になる感じでした。

ウィルソン プロスタッフ RF97 オートグラフ V13.0

ロジャー・フェデラー選手は、ウイルソン Pro Staff RF97 Autograph V13.0を使用しています。
ストロークからボレーまでオールラウンドにプレイしたい人に向いています。
ラケット面が97インチと多少小さめなので中級者には難しいかもしれません。
私が使用していたラケットと同様にスイートエリアの小さい分、スイートスポットに当たったときの打感は最高です。
中級者であっても今後のレベルアップを見込んで購入するのもありでしょう。

ラケットに関する詳細はこちらから 

ロジャー・フェデラー選手の名勝負BEST3

電光掲示板

独断と偏見ではありますが、元テニスコーチ、ロジャー・フェデラー選手のファン歴20年の私が選んだベストマッチを紹介します。
どの試合も脳裏に焼き付いた、記憶に残る試合です。

第3位 2007全英オープン決勝 vsナダル

ロジャー・フェデラー選手の全盛期ともいえる時代のナダルとの死闘です。
4時間近くに及ぶフルセットの上、優勝しました。
切れのあるストロークやサーブ、パッシングショットなどをたくさん繰り出し、お互いにスーパーショットを連発したみごたえのある試合です。
対戦相手のナファエル・ナダル選手も全盛期と言ってよい時代なので、全盛期の両人が対戦した歴史に残る一戦だと言えるでしょう。


Roger Federer vs Rafael Nadal | 2007 Wimbledon Final | Full Match

第2位 2018全豪オープン決勝 vsチリッチ

2018全豪オープンはロジャー・フェデラー選手が引退前最後に優勝した試合です。
晩年ともいえる30代後半のプレイではありますが、全盛期からの衰えを感じさせないスーパーショットを連発して優勝をもぎ取ったのは圧巻でした。
やっぱり、フェデラーのフォアハントは凄かった!!


Roger Federer v Marin Cilic – Australian Open 2018 Final | AO Classics

第1位 2009全仏オープン決勝 vsソダーリング

皆さんが選んだ「歴代全仏、胸高なった瞬間」 1位に輝いたのは?│週刊テニスワールド【WOWOW】でも第1位になった2009全仏オープンのファイナルです。
他の4大大会では、圧倒的な強さで優勝を重ねていましたが、全仏オープンだけはクレーの王者ナファエル・ナダルに行く手を阻まれて何度も悔しい思いをしてきました。

この自縛から解き放たれたのが2009全仏オープンでした。
圧巻のプレイでソダーリングを圧倒し3-0のストレートで優勝するのは流石の一言でした。
この試合で4大大会すべてを優勝するキャリアグランドスラムを達成したのです。
興奮冷めやらぬ中、フェデラーの涙にもらい泣きしたのを覚えています。

Roger Federer • Roland Garros 2009 : The Film (HD)

ロジャー・フェデラー選手に今後、期待したいこと

長年にわたりトップで活躍して多くのテニスファンに感動を与えてくれたことはいちフェデラーファンとしては感謝の言葉しかありません。
私が思うに歴代の名プレーヤーが全盛期に対戦したら、間違いなくロジャー・フェデラーが勝つでしょう。
それだけプロテニスプレーヤーの中でも抜きんでる存在であると私は思います。
今後、フェデラー選手のようなプレーヤーがはなかなか出てこないでしょう。

今後フェデラー選手にはフェデラー選手と同じようなプレイスタイルができるフェデラー2世が登場するようにジュニアの育成に関わってほしいです。
また、マスターズツアーにも参加して、選手としてプレイを続けてほしいです。

引退後のロジャー・フェデラー選手の活躍に期待しましょう。

フェデラー引退 テニスファンの記憶に留めておいてほしい5つのこと まとめ

ロジャー・フェデラーの戦績は素晴らしい 4大大会20勝、キャリアグランドスラム達成
ロジャー・フェデラー選手の一番の魅力はオーソドックスな打ち方で勝利を重ねたこと
ロジャー・フェデラー選手はウイルソンの名器、プロスタッフを使っている
ロジャー・フェデラー選手の一番の名勝負は2009全仏オープン決勝 この大会に勝ってキャリアグランドスラムを達成
ロジャー・フェデラー選手の今後に期待するこはフェデラー2世を育てること、マスターズツアーで活躍すること

naober
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ロジャー・フェデラー選手が引退することはフェデラーファンのわたしにとってはとても寂しいことです。
しかし、フェデラーのプレイは記録と記憶 両方に残るものです。
是非多くの皆さんにロジャー・フェデラー選手のスーパープレイを今後も見続けてほしいです。
また、フェデラー2世が現れることを気長に待ちましょう。

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