テニスで試合を楽しみたいと思うとストローク以外にもいろいろなショットを打てる必要があります。
同じラケットスポーツの卓球やバドミントンはなんとなくフォアバックで打てるようになれば試合ができます。
しかしテニスはフォアバックのストロークが打てるようになっただけでは試合になりません。
サーブやボレーもできるようになる必要があるのです。
そこで今回はテニスのいろいろなショットをマスターしたいあなたが思う疑問や知りたいことにこたえていきます。
テニスではどんな種類のショットがありますか
私に向いている打ち方を教えてほしい
効果的な練習方法があったら知りたい
皆さんこんにちは!! テニスブロガーのnaoberです。
私はスポーツ歴が30年ほどになります。
テニス経験0から、1年余りでテニススクール研修生になり、その後はテニスコーチとしていろいろなテニススクールで生徒に教えていました。
テニスはいろいろなショットがあるので中には苦手なものもありましたが、生徒に教えながら自分も練習してレベルアップしました。
ある程度年齢を重ねてから上手くなっていったので、自分の経験を覚えていて何故上手くなったのかを丁寧に伝えることができました。
テニススクール時代は○○コーチのレッスンはわかりやすいと好評でした。
こんな私が解説していきます。
この記事を読むとテニスのショットの種類と効果的な練習方法がわかります。
いろいろなショットを覚えて上手くなりたい人、効率的に練習方法が知りたい人は是非参考にしてください。
フォアハンドの打ち方3選
フォアハンドの打ち方の前にグリップの握り方、手首の使い方についてお伝えします。
グリップの握り方はコンチネンタル、イースタン、ウエスタン、フルウエスタンの4種類です。
ラケット面を地面と垂直にして包丁を握るようなグリップがコンチネンタルグリップ。
コンチネンタルグリップをベースにして少しずつグリップをづらして自分の打ちやすい、回転のかけやすい位置で握りましょう。
手首は人に向かってバイバイをするように使います。
野球のボールを投げるような手首をこねるような使い方はNGです。
ラケットを回す打ち方(回し打ち)
フォアハンドはラケットを回して打つ人が多い
ラケットを回すと遠心力が付き、力強いボールを打てる
ラケットを引く打ち方(引き打ち)
タイミングが合わせやすくコンパクトなのでミスヒットが少ない
引き打ちは簡単なので万人におすすめ
スライスショットとフォアハンドボレーの打ち方
スライスショットはラケット面を立ててフラットにボールにコンタクト その後にスライス回転をかけるように打つ
フォアハンドボレーは飛んでくるボールの軌道上にラケットをセット
身体全体で体重移動しながらフラットにボールにコンタクトしてからスライス回転をかけるように打つ
回し打ち、引き打ち、スライスショットが向いている人
テニスのショットは人によってフィーリングが合うものと合わないものがあります。
3種類の打ち方を確認して自分の向いている打ち方を試しましょう。
回し打ちは力持ち
練習量が少ない人や非力な女性にはおすすめできない
練習量がある程度確保できる人
力がありハードな打ち合いがしたい人などに向いている
引き打ちは非力な人
引き打ちは万人に向いている
簡単に上手くなりたい人
なかなか上手くならない人などに向いている
スライスショットはボレーヤー
フォアハンドのスライスショットはレベルアップにつながる
前に出てボレーを打つ機会が多い人
ダブルスを中心にやっている人に向いている
効果的な練習方法
わたしが、実践していたやり方をご紹介します。
即効性がある効果的な練習方法です。
ラケット始動のタイミング
フォアハンドに来ると分かった瞬間にラケットを引いておくことが重要
ショットを打ち合う方向
逆クロスの打ち合いは打点が身体に近い位置になる
身体全体で打つことができ、手打ちになりにくく、体重の乗ったボールが打てる
ステップの重要性
スプリットステップを行うことで動き出しのタイミングが早くなる
スプリットステップとは相手がボールを打った瞬間に両足でジャンプしてから始動すること
バックハンドの打ち方3選
グリップの握り方はコンチネンタルグリップをベースにして自分の握りやすい、回転をかけやすいもち方をさがしましょう。
コンチネンタルグリップはラケット面を地面と垂直にして包丁を持つように握ります。
手首の使い方は自分に向かってバイバイする感じで使います。(利き手)
両手打ち
左手でフォアハンドを打つイメージで低い位置に引いて前に出すように打つ
そこに右手を添えるだけ
片手打ち
左手でフォアハンドを打つようにラケットを握る
ラケットを低い位置に引いて前に出すように打つ
そこに右手を添える
両手で打つ感覚をもちながら左手を放して右手一本で打つ
スライスショットとバックハンドボレー
スライスショットは回転がかかりすぎて弱いボールにならないようにラケットを立て、フラットにボールにコンタクトしてからスライス回転をかけて打つ
両手打ち、片手打ち、スライスショットが向いている人
バックハンドは大きく分けて3つの打ち方があります。
自分にはどの打ち方が向いているのかを確認し、練習の中で試してみましょう。
両手打ちは安定感
高いレベルでストロークを打ち合いたい人
コートカバーリングが狭いダブルスを中心とやる人,女性などに向いている
片手打ちは力が強い人
フットワークに自信はないけどシングルスもやってみたい人
練習量が少なく、力がある人などに向いている
スライスショットはミスを防ぐ
ストロークでミスを少なくしたい人
ネットプレーを中心にやりたい人などにむいている
効果的な練習方法
4つの効果的な練習方法を紹介します。
両手打ちの練習方法は利き手をリラックス
右手はリラックスして握る意識を常にもちながら練習する
片手打ちの練習方法は両手打ちのイメージをもちながら
片手になると身体が開きやすくなるので打ち終わった後も頭を残すイメージ
スライスショットはスライス回転をかけるところから
フォロースルーを大きくとることで相手コートで弾みの少ないすべったスライスショットが打てる
ショットを打ち合う方向
逆クロスで打ち合う練習をすることが短時間で上手になる秘訣
サーブの打ち方3選
サーブには3種類あります。
自分の体力や技術力などを考えて自分に合ったサーブを選びましょう。
フラットサーブは手首の内転がポイント
コンチネンタルグリップで手首をしっかり内転(回転)させてボールをとらえることが重要
スライスサーブは簡単
スライスサーブは一番簡単なので確実に入るように練習してセカンドサーブに活用する
スピンサーブは上級者への登竜門
身体の開きをおさえてボールをとらえることができるとスピン回転になる
レベル別おすすめサーブと効果的な練習方法
自分のレベルをしっかりと把握した上でサーブを選んで練習しましょう。
サーブはラケットを肩に担いで打つことから
サーブの練習を始めてまもない人、なかなかうまく当たらない人はラケットを肩に担いだ状態からサーブを打つ
サーブはトスが命
身体全体を使って手首を使わずに肘を伸ばして空中にボールをそっと置くように上げると安定する
初心者/初級者はフラットサーブから
コンチネンタルグリップで狙いよりも右側に打ち出す練習を繰り返し、しっかりと手首の内転ができるようになることで切れのあるフラットサーブが打てる
中級者はスライスサーブを極めるべし
手首を内転させるとバウンドした後にボールがすべる切れのあるスライスサーブが打てる
上級者はスピンサーブに挑戦
スピンサーブは身体の開きを抑えながら下から上に向かってボールに回転をかけるように打つことが大切
スマッシュはサーブの応用
スマッシュはサーブがある程度打てるようになってから練習しましょう。
スマッシュはフラットサーブよりも難易度up
ラケットを回してスマッシュするのは難易度が高いので慣れるまでは肩にラケットを担いだ状態から打つように練習
スマッシュが上手くいかないときは・・・
スマッシュがうまくいかない人はインドアコートで練習
しっかりと構えて容易に打てるボールはフラットに、少し打ちにくいボールはスライスをかけるようにしてもよい
元テニスコーチ直伝!!打ち方の基本と試してほしい効果的な練習法 まとめ
フォアハンドは回し打ち、引き打ち、スライスショットの3種類
回し打ちは力がある人、引き打ちは非力な人、スライスショットはボレーを好む人などに向いている
バックハンドは両手打ち、片手打ち、スライスショットの3種類
両手打ちは非力な人、片手打ちは力がある人、スライスショットはボレーを好む人などに向いている。
フォア・バックのボレーはスライスショットの延長線
打ち方はスライスショットと同様だが、ラケット面をあまり動かさず下半身のリードで打つ
サーブはフラット、スライス、スピンの3種類
フラットは初心者の導入として、スライスは中級者以上のセカンドサーブとして、スピンは上級者が覚えるべきもの
スマッシュはサーブの延長線
打ちやすい時はフラットに当て、打ちにくいときはスライスをかけてミスを防ぐ
今回紹介した打ち方や練習の方法は短期間で上達してコーチになった私が実践したものです。
人によって上手くなるスピードは違いますが、私の実践した練習法を継続していけば、間違いなくステップアップしていきます。
初心者の人は中級者へ、中級者の人は上級者へ、上級者の人は最上級者へと一つ上の次元でテニスができると、さらにテニスが楽しくなっていきます。
少しずつレベルアップして友達や家族と一緒にテニスライフを満喫しましょう。
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